久保建英は何位? ソシエダの最新年俸ランキング1~10位。主力選手たちの給料とは?
9位:ブライス・メンデス(スペイン代表)
生年月日:1997年1月7日 23/24リーグ戦成績:32試合5ゴール6アシスト 推定年俸:220万ユーロ(約3.5億円) 意外に思われるかもしれないが、チーム内年俸ランキングでMFブライス・メンデスの順位は9位となった。 ラ・リーガが誇る万能型MFは、セルタ・デ・ビーゴのカンテラ(下部組織)出身。2017年に同クラブでトップチームデビューを果たし、右サイドのアタッカーとして徐々にその評価を高めると2022年夏にレアル・ソシエダに加入した。同期入団には久保建英がいる。 ソシエダではインサイドハーフとして起用されることが多いが、前述した通り、メンデスは中盤ならどこの位置でもプレー可能なユーティリティプレイヤーだ。中央、サイドに関わらず、彼を経由することで巧みな戦術眼とスキルで違いを生み出すことができる。ゴールへの意欲も旺盛で、昨季は全コンペティション合わせて44試合に出場し8ゴール9アシストを記録。データサイト『Sofa Score』によると、昨季の1試合あたりのシュート数はチーム最多の2.1本となっている。 昨季は序盤から安定した活躍を見せ、後半戦に入ってからさらにギアを上げたパフォーマンスを見せていたメンデスだったが、3月にまさかのアクシデントが発生。トレーニング中に中足骨を負傷し、EURO2024が迫っていた中で戦列を離れることになってしまった。ソシエダはメンデスが出場しなかった3試合で白星を飾れず。チームにはアルセン・ザハリャンやアンデル・バレネチェアなど多彩な選手が揃っているが、やはり背番号23が抜けた穴は大きかった。
8位:アリツ・エルストンド(スペイン国籍)
生年月日:1994年3月28日 23/24リーグ戦成績:15試合0ゴール1アシスト 推定年俸:220万ユーロ(約3.5億円) DFアリツ・エルストンドが、推定年俸220万ユーロ(約3.5億円)で8位にランクインした、 レアル・ソシエダのカンテラ(下部組織)で育ったエルストンドは、現在チーム2番目のベテラン選手だ。現在のキャプテンはミケル・オヤルサバルが務めているが、エルストンドもかつてキャプテンマークを巻いた経験をもっている。それだけイマノル・アルグアシル監督からの信頼が厚く、ピッチ内外でラ・レアルを支えている重要な存在だと言えるだろう。 そんな30歳のスペイン人はセンターバック(CB)と右サイドバック(SB)の両方をハイレベルにこなせる万能性が高く評価されている。直近のシーズンでは徐々に出場機会を減らしており、クローザーが主な役割に。特に昨季は負傷の影響もあって出場試合数が激減し、リーグ戦の先発出場は7試合にとどまった。 しかし、ユーティリティなエルストンドを切り札としてベンチに控えさせておくことで、指揮官はさまざまな事態に対応できる。その強みを発揮できそうな場面が幸か不幸か、今季も早速訪れそうだ。ソシエダは8月のトレーニングで主力CBイゴール・スベルディアが負傷するというアクシデントが発生。いまのところスベルディアが開幕に間に合うのかは明らかになっていないが、大きな痛手であることに間違いないだろう。CBとしてもプレーできるエルストンドがこの苦境を脱するための解決策になるかもしれない。