【母親裁判詳報⑤】逮捕までの間を語る「街中のカメラをたどれば…すぐにわかると思っていた」
▼瑠奈被告から見せられた物② Q)どのように見せられた? A)2階のリビングで写真を見せられた。浴室で見た頭部と同じに見えたので見たくないと言ったが、ちゃんと見てと言われて、4枚渡されて、3枚目までは見たけど、4枚目は見れず、見たと誤魔化し返した。 Q)頭部の写真に目玉は入っていた? A)あったような気もするがはっきりしない Q)目玉が入った瓶を枕の横に置かれていたが、どかしたときは何と言った? A)見たくないとは言えないから、「通るときにぶつかって落としたら危ないからどかしてほしい」と言った Q)「私の作品を見て」と言われたがザルとワイヤーは浩子被告が買った? A)そうです。 Q)買ったのは頭部を見せられた後? A)そうです。 Q)頭部に使われると思った? A)事件と結びつくとは思わなかった。 Q)結果的に使われたがどう思った? A)衝撃を覚えていまして、こういう物に使われるのかと。
▼逮捕までの間 Q)頭部を見たときから逮捕まで瑠奈被告をどうしようと修被告と話したことは? A)どうしようと話したことはないが、地獄って死んでから行くところではなくて…いま、目の前にあるんだねって話して、起きたことに対してどうしようと話していなかった。 Q)通報などはしなかった? A)最愛の娘がしたことはしてはいけなかったことですが、私たちの娘ですから、身内から警察に突き出すなんて出来ませんでした。 Q)いつか逮捕されるとは? A)思っていました。街中なのでカメラもありますし、カメラリレーをすればすぐに分かると思っていました。いずれは逮捕されるだろうと思っていました Q)警察がいると気づいていたことは? A)あります。いままで朝、ごみ収集車が来る時、オーライオーライと聞こえて、家の前に止まっていましたが、ある時から静かになった。膝のリハビリで出かけるとき、この時間帯にいない人がいるなと思った。 Q)捜査の手が迫っている中、瑠奈被告を逃がすだとか、頭部を捨てようとは思わなかった? A)思っていませんでした。