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欧米製薬大手9社、異例の共同声明 コロナワクチン「科学的プロセス順守」

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毎日新聞

 欧米製薬大手9社は8日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて「当局の承認に向けて科学的なプロセスを順守する」との共同声明を発表した。トランプ米政権が11月3日の大統領選を念頭にワクチン実用化を急ぐ中、米国などでワクチンの安全性に対する懸念が高まっているため、異例の共同声明に踏み切った。 【図解でおさらい】緊急性の高い症状  声明は米ファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、メルク、モデルナ、ノババックス、英アストラゼネカ、グラクソ・スミスクライン、仏サノフィ、独ビオンテックの連名。「我々は高い倫理基準と適切な科学的原則に基づき、ワクチン開発に取り組んでいる」と強調した。  トランプ政権は来年1月までに3億人分のワクチンを生産すると目標に掲げる。今月7日にはトランプ氏が「10月にも接種が可能になる」との見通しを示すなど、大統領選前の実用化に前のめりになっている。  米国では拙速に開発された新型コロナワクチンの安全性に懸念が高まっており、USAトゥデーとサフォーク大が8月末に実施した世論調査では、ワクチンが実用化されても「すぐに接種しない」との回答が67%に達した。【ワシントン中井正裕】

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