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「今のところベッテルと交渉はしていない」とメルセデスのボス

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メルセデスF1チームCEOのトト・ヴォルフが、現時点においてはセバスチャン・ベッテルとの交渉は行っていないと語った。 今季いっぱいでフェラーリ離脱が決まり、2021年に向けた去就に注目が集まっているベッテルだが、うわさによればベッテルの眼中にあるのは2014年から昨年まで6年連続でF1タイトルを独占してきたメルセデスだけだと言われている。 さらに最近では、メルセデスの親会社であるダイムラーが過去4回F1チャンピオンとなったドイツ出身のベッテルと契約するようヴォルフにプレッシャーをかけているようだとのうわさもささやかれるようになっている。 しかし、ヴォルフは実際のところ現在ウィリアムズのドライバーを務めているジョージ・ラッセルを2021年にメルセデスで起用したいと考えているようだ。2019年にウィリアムズでF1デビューを飾り、チームメートのロバート・クビサを全く寄せ付けない活躍を見せたラッセルに関してはライバルチームたちも目を付けていると考えられている。 ヴォルフはオーストリアのテレビ局『ORF』に対し、もともとメルセデス所属ドライバーであるラッセルの起用は十分にありえると示唆するように次のように語った。 「我々にとっての課題は、ジョージ・ラッセルと共に何をするかだ。これが選択肢さ」 しかし、ヴォルフはその一方で、今年で現在の契約が切れるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのことをまずは優先的に考えているとしている。 「我々は現在のドライバーたちに対して誠実だし、まだシーズンが開始されてもいない段階で交渉に入りたいとは思っていないんだ」 ドイツのテレビ局『n-tv』にそう語ったヴォルフは次のように付け加えた。 「シーズンが開始されれば、そのとき初めて外部にも目を向け、他にどういう選択肢があるかを検討することになるだろうね」 ヴォルフは、フェラーリとマクラーレンが2021年のドライバーラインアップを早い段階で決定したことに関して次のように語っている。 「ちょっと驚きだったよ。なぜなら、それによって1年を通じて頭痛の種を持つことになるわけだからね」 しかし、F1関係者の中には、ヴォルフの腹の中はすでに決まっており、ベッテルが選択肢になりえると匂わせているのは4回F1王者となったドイツ人ドライバーに対する儀礼としてであり、2021年にベッテルを獲得するよう働きかけてきているダイムラーのプレッシャーを和らげるためではないかと考えている者もいるようだ。 「ドイツ人の観点からすれば、それは素晴らしいことだろうね」 そう語ったオーストリア出身のヴォルフは次のように付け加えた。 「だが、我々は自分たちのチームに忠実であり続けなくてはならないし、我々の価値観において絆は重要な位置を占めるものなんだ」 ヴォルフはさらに、ベッテルについて次のようにコメントしている。 「私は個人的にも彼を知っているよ。彼は非常に率直だし、私と似た価値観を持っている」 「アスリートとしての彼は4回もF1チャンピオンになっているし、そのパフォーマンスに関して話す必要はないだろう」

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