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「ひかりは“少女のプロ”なんだからそのまんまでいい」石田ひかりを育てた大林宣彦監督の演技指導法

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◆映画によって異なる大林監督の演技指導

常盤:「ふたり」に出てくるお姉さんが亡くなられた場所では、今でも命日に(ファンの)皆さんが集まられるって。 石田:らしいね。 常盤:行ったりとかはする? 石田:うん。度々ではないけど、尾道には映画の後に数回行って、あの場所にも行った。時代だったのかなぁ……撮影の1ヵ月間、“合宿”みたいな形で地方で過ごしたり、本当に濃密な時間を過ごすことによって生まれる“絆”とか。そういう思いを、「ふたり」と「はるか、ノスタルジィ」で2年続けてやらせていただけたっていう。 常盤:2年続けてなんだ。 石田:そうなの。「ふたり」のときは18歳で、「はるか、ノスタルジィ」のときは19歳で、尾道と小樽で1ヵ月ずつかな、スタッフとみんなで一緒に過ごして。そういう思い出というのは本当に残るよね。 常盤:「ふたり」のDVD特典かな。そこで、ひかりちゃんがインタビューで答えていたんだけど、「ふたり」のときは監督がすごく自由にお芝居をさせてくださっていたのに、「はるか、ノスタルジィ」のときは「あれもダメ、これもダメ」って言われていたって。あれは何だったの? 石田:「ふたり」のときは、監督から「ひかりは、とにかく“少女のプロ”なんだから、そのまんまでいい」っていうふうに言われて。演出があったとしても、「実加は、昨日お姉ちゃんと喧嘩をしたかもしれないよね、今日お腹が痛いかもしれないよね、だったらここはどうなるかな」みたいな。ヒントをたくさんくださって。それに対して私が動いていく、っていう撮影だったような感じで。 「はるか、ノスタルジィ」は、ちょっと複雑だったこともあったし、私の芝居もできていなかったというのもあるけど、やっぱりそこは監督に細かく演出をつけていただいた気がしますね。 常盤:へぇー! 石田:最近の監督はどうだったのかな? 常盤:最近は、わりと“自由”というか。(例えば)他の俳優さんのお芝居が台本を読んだ印象と違ったとして、監督も“ん?”っていう顔をされても、1度泳がせてくれるというか。それで、あまりにも違ったら(終わった後に)「こうやってみて」っていうリクエストはあるけど、“本人がそうやるのには意味がある”って思ってくださるのか、それを採用してくださることが多かったかな。 常盤貴子さんが出演されている映画「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」は現在公開中です。詳しくは、公式ホームページをご確認ください。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」7月21日(火)放送より)

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