最終節でシャルケが優勝を決める

仲間たちとともに優勝シャーレを掲げた板倉。（C)Getty Images

　現地時間５月15日、ドイツ２部の最終節が行なわれ、日本代表DF板倉滉が所属するシャルケはニュルンベルクと対戦。２－１で勝利を収め、２位ブレーメンとの２ポイント差を維持して首位を守り、２部リーグ優勝を決めた。 【画像】板倉滉が念願の優勝シャーレにキス！ シャルケが公開したレアカットをチェック 　板倉はボランチでフル出場し、勝利に貢献。試合終了のホイッスルが鳴った後は、チームメイトたちとともに喜びを分かち合い、ドイツリーグの象徴とも言える銀色に輝くシャーレを、仲間たちに囲まれて掲げる場面も見られた。 　日本人DFは夏にマンチェスター・シティから期限付きで加入した後、カップ戦１試合を含む公式戦32試合に出場し、４ゴールをマーク。シーズンを通じてチームの主力として活躍した。 　その存在感は、現地サポーターにもしっかり刻まれているようだ。シャルケは試合後、公式SNSで板倉の貴重なカットを公開。ユニホームを脱いだ板倉が上半身裸で、優勝シャーレにキスをする写真を投稿した。すると、「僕らには彼が必要だと思う」「コウを引き留めないとダメだ」「日本人と絶対に契約してくれ」「シャルケと契約を結ぶべき人物だ」といった声が続々と寄せられた。 　現地メディアの報道などによれば、レンタルで加入している板倉には買取オプションが不随しており、移籍金さえ支払えばシャルケとの契約も可能とされる。だが550万ユーロ（約７億1500万円）という金額は財政難のクラブにとっては負荷が高すぎるという見解もある。 　森保ジャパンにも名を連ねる将来性抜群の25歳を、シャルケは引き留めることができるのか。少なくとも、現地サポーターはそれを願っていることは確かだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部