悠仁さまの成年に「あっという間に18年は過ぎるもの」、インスタ「良かった」…秋篠宮さま誕生日会見要旨
そういう状況で何か宮内庁に求めるといっても、以前とは大分状況が違うと思いますし、そういう中で、何か要求する、何か頼むというのは、私はなかなか難しいと思っています。
【質問】佳子さまの活動ぶりの受け止めを。分室で生活されている様子、結婚についての考えや家族で話し合われていることは。
秋篠宮さま いろいろなところから声を掛けていただいて公的な活動の幅が広がっていると思います。娘は一つ一つ非常に大切に、一所懸命取り組んでいると思っております。そして分室ですね。少し離れた所で過ごしているわけですけれども、時々会う機会があります。元気に過ごしています。結婚については何か話し合っていることは今はありません。
【質問】衆参両院議長は9月、皇族数確保策に関する与野党協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についてはおおむね賛同を得られたとの見解を示した。今後の皇室の在り方や当事者の意見聴取の必要性に対する考えは。
秋篠宮さま 皇室のシステム、制度に関わることについて私が何かお話しする事は控えます。一方で該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか、私は、少なくとも、そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかを理解して、もしくは知っておく必要があるのではないかと思っております。
【質問】佳子さまと家族の中で話し合われていることは。
秋篠宮さま そのことについて話し合いをしていません。
活動量「できる工夫を」
【質問】皇室の公的活動について。現在の活動量に対する受け止めは。
秋篠宮さま 活動量は、実際に現れる数字と共にそれを行う側の年齢であったり、健康状態であったりすることによっても違ってくると思います。私たちは年々齢(よわい)を重ねるわけですから、何らかの見直しというのは必要になると思います。
でもまずシステムとかではなく、その中でできることを考えていく必要があると思います。例えば、二つのものに出席依頼があったとします。もし活動量を少し抑えるのであれば、夫婦単位であれば一人ずつ行くとか、工夫はできるのではないかと思っております。