悠仁さまの成年に「あっという間に18年は過ぎるもの」、インスタ「良かった」…秋篠宮さま誕生日会見要旨
【質問】成年皇族となられた悠仁さまとの思い出や、成年に当たって掛けられた言葉は。進路について話し合われているか。
秋篠宮さま ずっと20歳の成年という認識できており、今一つ実感が湧いていません。恐らく成年式があると成人になったんだな、ということを感覚的に分かるようになると思っています。本当にあっという間に18年は過ぎるものだと強く思っているところです。そのような中で、国内旅行も度々ありましたし、海外もブータンだけですけれど、一緒に行ったのもとてもいい思い出です。
高校3年生の忙しい時ですし、取り立てて何か声を掛けたことはないと思います。ただ、声を掛けていただいたものに関わるときには一つ一つ大事に思って丁寧に取り組んでほしいという話は、一定年齢になってから度々しました。
進路については、もちろん話し合うことはあります。
インスタでタイムリーに
【質問】宮内庁が4月から始めたインスタグラムの受け止めと、バッシングへの対応について宮内庁に求められていることは。
秋篠宮さま SNSを使うことによって、天皇、皇后両陛下の動静をタイムリーに伝えることができるようになって、私は大変、良かったと思っております。一方で、今はインスタグラムの一つのアカウントの中に両陛下の動静と宮内庁の事柄と、二つが一緒になっている状態です。見るときに、その二つが一緒になっていると、分かりにくいなと思うことはあります。
バッシング情報というのは、第三者と当事者では恐らく意味合いが異なってくるように思います。当事者的に見るとバッシング情報というよりも、いじめ的情報と感じるのではないかと思います。ただこれは、難しいところがあって、今は特定の媒体ではなくて、誰もが情報発信できる時代になっています。したがって全体の割合がどうか、俯瞰(ふかん)できる状態じゃないと、受け止める側もきちんとした判断にならないのではないかと思っています。
ただ、そういう情報が、アルゴリズム編集というような形で、ある一定の意見になると、それと違う意見に接しにくくなる現状があると思いますし、それが今度は情報を見る人の確証へとなっていくと、対応するのはなかなか難しいと思います。