悠仁さまの成年に「あっという間に18年は過ぎるもの」、インスタ「良かった」…秋篠宮さま誕生日会見要旨
秋篠宮さまが59歳の誕生日に際し、25日に臨まれた記者会見の要旨は以下の通り。
能登の復旧願う
【質問】この1年で印象に残ったことは。上皇后さまは10月に骨折して手術を受けられ、11月には三笠宮妃百合子さまが亡くなられた。
秋篠宮さま 一番強く印象に残っているのが元日に起こった能登半島の地震です。多くの人たちが亡くなり、災害関連死の方も非常に多くおられ、地震によって多くの人たちが被災されました。その後、9月に線状降水帯による大雨があって二重の災害になりました。亡くなられた方たちへの哀悼の意を表するとともに、被災された数多くの方たちへのお見舞いを申し述べたく思います。速やかな復旧を心から願っております。
ノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会が受賞しました。1956年に結成以来、核兵器のない世界を目指して活動されてきたこと、その団体が受賞したことに深い感慨を覚えます。人々が安心して暮らせる平和な社会というのは皆が願っていると思います。
今月、三笠宮妃殿下が101歳で薨(こう)去(きょ)されました。今年の1月にお目に掛かったのが多分最後で、昨年の私の誕生日には、宮邸までお越しくださってお話をしたりしました。大変寂しい気持ちです。
上皇后陛下が骨折されました。非常に驚いており、早いご回復を願っておりました。10月20日のお誕生日の時は車椅子だったのですけれども、三笠宮妃殿下がお亡くなりになった後、仙洞御所に上がった時は杖(つえ)をつかれてはいましたけれど、立って迎えてくださいました。とても回復が早いのではないかと、嬉(うれ)しく思いました。リハビリは非常に大変だと思いますけれども、より回復され、上皇陛下と共に健やかに過ごしていただくよう願っております。
【質問】紀子さまの現在の体調について。
秋篠宮さま 完全に元の状態に戻っているかというとそうではないと思います。ただ、随分と回復して、通常の活動を行えるようになっております。