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田中みな実を輩出した青学ミスコンが盛り上がる陰で、消費されてく「女子大生たち」

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週刊女性PRIME

 各大学が秋学期もオンライン授業の展開を発表し、一年で一番盛り上がる行事である文化祭も、史上初のオンライン開催が検討されている中、今年は青山学院大学のミスコンがSNSを中心に盛り上がりを見せている。 【写真】かわいすぎると話題! 今年の青学ミスキャンたち  そもそもミスコンがSNSのタイムラインを埋めるようになったのはいつからだろうか。なぜ彼女たちは長時間ライブ配信をし、SNS上で一般人にもリプライ(返答)を返すのか。

ミスコン運営は「大学非公認」?

 去年は慶應義塾大学の不祥事などもあり、年々立場が危うくなっているミスコン。同じ大学内でミスコン団体が2つ立ち上がった上に、ファイナリストからのセクハラ被害も報道され、ネットを大きく騒がせた。しかし、今年の『ミス青山コンテスト 2020』は、非常にスタンダードな盛り上がりを見せている。 《ファイナリストたちのレベル高すぎ》 《こんなの全員かわいくて選べないだろ》  と、出場者の顔面偏差値の高さがネットでは話題になっているのだ。毎年ミスコンの金字塔として話題にはなりやすい青学だが、なぜここまでレベルの高い女性が揃うのか。この問題について考察する前に、そもそも「ミスコンとはどうして行われているのか」を、ミスキャンパス評論家の霜田明寛氏に聞いた。 「ミスキャンパスの歴史については諸説ありますが、野際陽子さんも初期のミス立教だったといわれているくらいなので、70年ほどの歴史があるとされています。特に盛り上がり始めたのはここ20年くらいですね。  1999年にはミス慶應・中野美奈子、2001年には同じくミス慶應に青木裕子などが選出、のちにキー局にアナウンサーとして入社しています。ミスキャン出身の芸能人やアナウンサーが増えて、成功例が目に見えはじめた。出場する側としても“ミスミャンパスコンテストに出ればアナウンサーになれる”という希望が持てるようになって、レベルが高くなっていったという経緯です」  そんな長い歴史のあるミスコンだが、各大学は運営に関わっていないことが多いのだという。 「実はミスキャンパスコンテストの設立・運営は、基本的には大学が公式に行っているものではありません。ほとんどの大学は、広告研究会というサークルに所属する大学内の学生が主導して開催されています。大学側がPRとして行っているものではなく、あくまで“広告の研究”を意義としている広告研究会が、独自で学生マーケティングや代理店的な働きを経験するために行っていることなんです」  大学が文化祭を開催する秋時期に向けて、7月頃からファイナリストが発表される。このファイナリストの選出やスカウトも、広告研究会が行っているのだそう。 「10年前は若者向けの新しいコスメブランドや、学生に商品をサンプリングしたい企業がスポンサーになることが多かったですね。文化祭のコンテスト会場に来る大学生にクレンジングやワックスなどのサンプルを配ったりしていました。  企業からしても、普通の代理店を通すよりも安く、フォロワー数のいる大学生女子が使えますから、最近は大手通信会社のような大口スポンサーもつくようになりました」

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