町田、最終節へ逆転優勝の望みをつなぐ! 京都を下して首位・神戸と勝ち点3差に
明治安田J1リーグ第37節のFC町田ゼルビアvs京都サンガF.C.が30日に町田GIONスタジアムで開催された。 【ゴール動画】町田、相馬勇紀の圧巻の仕掛けで勝利! 第36節を終えて首位のヴィッセル神戸から勝ち点5差で3位につける町田が、同46で14位も残留を確定させている京都をホームに迎えた。 試合は序盤の15分、ボックス内で町田FWエリキが放ったシュートを京都DF宮本優太が肩付近でブロック。ハンドの可能性があったものの、VAR判定の結果、これはPKとはならない。 一方の京都は24分に決定機。フィードでボックス左に抜けたラファエル・エリアスがDFをはずすと、飛び出してきたGKを確認してループシュートを放つ。これがバーに弾かれると、跳ね返りをゴール前の豊川雄太が頭で詰めにかかる。しかし、このシュートはゴールライン上にカバーに入っていたDF昌子源の好クリアに阻まれた。 対する町田も30分にチャンスを演出する。下田北斗の蹴った右CKにファーサイドで合わせた相馬勇紀が枠内にヘディングシュート。これをGKに弾かれると、こぼれ球を自ら詰めにいったが、このシュートはDFのブロックに遭った。 迎えた後半、町田は57分にゴールへ迫る。左サイドのロングスローから競り合いのこぼれ球を拾ったゴール正面の望月ヘンリー海輝がシュート。しかし、右ポスト内側に当たった後、反対の左ポスト内側にも当たったボールはGKに収められ、わずかにゴールとはならない。 それでも、町田は67分に均衡を崩す。左サイドで縦突破を仕掛けた相馬が左足でクロス。DFにディフレクトしてゴール方向に飛んだボールをGKが触ると、そのままファーのネットに収まった。 その後、町田は集中を維持して京都をシャットアウトし、1-0で逃げ切って暫定2位に浮上。同時刻の試合で首位の神戸が柏レイソルに1-1で引き分けたことで、その差を3ポイントとして最終節を迎えることになった。 なお、町田は12月8日に行われる最終節で鹿島アントラーズとのアウェイ戦を迎える。