楽天のファン感謝祭でＦＲＵＩＴＳ　ＺＩＰＰＥＲの「わたしの一番かわいいところ」を披露した新人７選手（カメラ・太田　和樹）

　「楽天イーグルスファン感謝祭２０２４」が２３日、楽天モバイルで行われ、ドラフト１位ルーキーの古謝樹投手（２３）らが毎年恒例となっている新人パフォーマンスを行った。今年はＳＮＳで大流行した女性７人組アイドルグループ「ＦＲＵＩＴＳ　ＺＩＰＰＥＲ」の「わたしの一番かわいいところ」を披露。集まったファンを楽しませた。 　古謝が引き締まった自身の太ももをさわり、曲名にかけてチャームポイントをアピールした。「私のかわいいところはこの内ももです」。円陣を組み、気合を入れた。この日から沖縄県内で開催されるジャパンウィンターリーグに参加するワォーターズ璃海ジュミル内野手（１９）を除いた７人の“フレッシュジッパー”が、ファン感謝祭過去最高の来場者数となった２万４８５４人の前で、堂々と、華麗に舞った。ドラ１ルーキーは「最初で最後ですけど、一番いいパフォーマンスができたのかなと思います。恥ずかしがるよりも振り切ってやった方がファンの皆さんも喜んでくれるかなと思った」と笑顔で話した。 　約１か月前からルーキーたちで案を出し合い、準備を重ねて行く過程で、古謝の発案から曲が決定。三木監督の徹底した走り込み、投げ込み、振り込みなど「鍛錬」を合言葉にした秋季練習終了後、疲れた体にムチをうち、ダンスの練習を積み重ねてきた。 　本家をモチーフにしたオレンジのフリルのスカートに生脚姿も初披露した。「全身脱毛しているんで。毛に執念がないんで、なくてもいいかなと。ない方が清潔感もあっていいなと思ったので脱毛しました」。自身はシーズン終盤に全身脱毛を開始したため、すね毛の処理について問題はなかったようだが、他の新人選手が寮の風呂場ですね毛の処理に取り組んでいたことを「よく見かけた」と暴露した。 　このほかにもファンと一緒にこたつに入り、会話や写真撮影などを行う「選手とこたつでトーク！」など各種イベントに参加した背番号１７は「多くのファンの方に支えられて１年間やり抜くことができた。１年に１回だけですけど、ふれ合えることができて良かったなと思います」と振り返った。 （太田　和樹）