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炭酸飲料、無糖で多様化 レモン1個分の果汁入りも登場

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食品新聞

 炭酸飲料は好天な夏場に新規ユーザーが多く流入する傾向にあることから、各社とも夏の最盛期に向けて炭酸飲料のアプローチを強めている。  中でも近年勢いづいているのが炭酸水や無糖の炭酸飲料で、新たな動きとしては無糖の中でもフレーバーを工夫するなどの多様化の動きがみられるようになった。  ポッカサッポロフード&ビバレッジが1日に新発売した「キレートレモン無糖スパークリング」は、レモン1個分に相当するレモン果汁約30mlの果汁を入れつつ無糖でカロリーゼロに仕立てた無糖果汁入りの微炭酸飲料となる。  ラベルには“ほしかったのは#甘くないレモン”のアテンションなどを入れ、レモンの果汁感はありながらも甘くないドライな味わいを訴求している。

 キリンビバレッジは2日、「キリンレモン」ブランド初の無糖炭酸水となる「キリンレモン スパークリング無糖」を新発売した。  同社調べによると、市場拡大とともに消費者の嗜好ニーズも多様化し、無糖炭酸水のレモンフレーバーの味わいに満足していない人が多く、レモンの味わいが楽しめるおいしい無糖炭酸水が求められていることが判明。  これを受け、同社はレモンの味わいを追求。切りたてのレモンのようなさわやかな味わいを瀬戸内レモンエキスと純水を使用して強炭酸でカロリーゼロ設計に仕上げた。  開発に当たっては「『キリンレモン』が持つおいしさを実現するために『キリンレモンの砂糖抜き』の味をイメージしたが、味を再現することが難しく、試作試飲を何度も何度も積み重ね、ようやくこの味にたどり着いた」(キリンビバレッジ)という。  発売に伴い女優の上白石萌歌さんを起用した新TVCM「キリンレモン〈無糖〉でた。」の放映を開始した。

 これらの動きに先立ちサントリー食品インターナショナルは、3月10日に「サントリー天然水 スパークリングレモン」をリニューアル発売した。  同商品は“搾りたてのようなおいしさ”をテーマに開発され素材と製法の2つを追求。具体的には「厳選された産地で採れた有機レモン果汁のみを使用してフレッシュな香りを実現し、その香りを最大化させるために通常の殺菌温度よりも低い温度での殺菌技術を導入した。特に『スパークリングレモン』は当社ブランドの商品の中で最も低い温度で殺菌している」(サントリー食品インターナショナル)という。  これに続いて伊藤園は3月23日に無糖の微炭酸水でゆずのスッキリした味わいを打ち出した「輪切りゆずの炭酸水」を新発売した。  炭酸水でトップシェアを握るアサヒ飲料の「ウィルキンソン」は、昨年に引き続き大谷亮平さんと篠原涼子さんを継続使用し「ウィルキンソン」の世界観の伝達と本格感や爽快感を訴求している。

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