ショートカットに大胆イメージチェンジした工藤美桜「お芝居も情報番組も、悔しい気持ちがあるとより頑張れるんです」
好きにならないわけがない――。 6月27日(月)発売『週刊プレイボーイ28号』の表紙&巻頭グラビアに工藤美桜が登場。可憐でマジメ。日々、一生懸命な女優が語る胸の内。 【画像】最旬女優がグラビアで魅せる新境地 ■来世はホタルに生まれ変わりたい ――東京の離島・八丈島で1泊2日。いろんな奇跡が起こったロケでした。 工藤 島に着いて、ホテルでメイクをしていたらいきなりですからね。「クジラがいる!」って。もしかしたらチャンスはあるかもと聞いてはいましたけど、まさかですよ。 ――幸先のいいスタートで。 工藤 最初の撮影場所は緑に囲まれた滝で、マイナスイオンをしっかり浴びて、幸せな気持ちになりましたね。同時に、このロケをやり切るぞって気合いが入りました。梅雨どきなのにずっと太陽が出ていて、海に沈む夕景もすてきすぎて。ジャケットを羽織ってカッコよく撮影してもらったんですけど、あのイメージは前にも週プレさんでありましたよね? ――よくお気づきで。2021年2月1日発売号の表紙カットが同じイメージでした。工藤さんの週プレ初表紙です。 工藤 今回はちょっと男っぽいというか、ワイルドな感じで、あのときとはまた違う雰囲気が伝わるはずです。そもそも、今回の撮影テーマは「少年感と少女感」。今度出演するドラマの関係でショートカットにしたので、自分的にはピッタリのテーマだと思いました。私、「男顔だね」ってよく言われるので、ボーイッシュな見た目には少しだけ自信があったんです。 ――逆に、少女感を強く意識したカットは? 工藤 白いワンピースを着て、山の上で撮影したシーンが印象深いです。ジブリの曲を流しながら麦わら帽子を飛ばしたり、草の上に寝そべったり。少女の理想がすべて詰まっているようなシチュエーションで、すっごい楽しかったです。 ――実際の工藤さん自身にある少年感と少女感を、それぞれ教えてください。 工藤 どうだろう? 少年感というなら、虫を全然気にしないところですかね。例えば、フナムシだらけの岩場をはだしで歩いても平気ですから。少女感はもう、大人になりきれないそのままの私です(笑)。いまだにキャラクターものにときめいて、ぬいぐるみを見つけると父と母に当てはめて3つ買っちゃいます。最近は、ちいかわとぺろっち、すみっコぐらしが大好きですね。 ――初日の撮影後には、運よくホタルを見る機会もありました。 工藤 これも奇跡ですね。あんなにいっぱいホタルを見たのは初めて。幻想的でフワフワしていて、はかなさを感じました。ホタルは夜、発光するまで一日中ずっと寝ているみたいです。コーディネーターさんからその話を聞いて、来世はホタルに生まれ変わりたいって本気で思いました(笑)。