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セリーヌ・シアマ監督最新作『燃ゆる女の肖像』日本版ビジュアル公開 佇む女のドレスに炎が燃え移る

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リアルサウンド

 12月4日より公開となる『燃ゆる女の肖像』の日本版ビジュアルが公開された。  本作は、『水の中のつぼみ』『トムボーイ』などのセリーヌ・シアマ監督の長編映画5作目となる最新作。18世紀、フランス、ブルターニュの孤島を舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家の一時の恋を描く。マリアンヌを演じたのは、本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズ役を、シアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネルが務めている。 新場面写真  画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)はブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズ(アデル・エネル)の見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる2人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた。  公開されたビジュアルでは、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズが暗闇の中に佇む姿を捉えるが、そのドレスの足元に近くの焚火から飛んできた炎が燃え移る。  シアマ監督は、「現代の問題にフォーカスしてきた私が、なぜそれほど時を遡ったのかと聞かれますが、18世紀末は今日から見ても、非常に話題性のある時代です。この時代の女性画家について語られることはまれで、女性全般についてもあまり知られていません。100名ほどの女性画家が成功をおさめ、キャリアを築き上げていました。その多くが、有名美術館の所蔵品となっているものの、歴史には名を残していません。この忘れ去られた女性画家たちの作品を発見した時、とても興奮しましたが、同時に悲しみも感じました。完全なる匿名性を運命づけられた作品に対する悲しみです」と語る。  あわせて公開された場面写真は、フランス・ブルターニュ地方の孤島に実際に残っていた城を舞台に撮影が行われた本作の、風の吹く草原、波が砕けては散る海辺、そしてエロイーズとその肖像を描く画家マリアンヌが頬を寄せ合う様子、その2人のドレスのコントラスト、マリアンヌがエロイーズの肖像画を描き進める様子が切り取られる。  また、9月25日から特製ポストカード2枚セット付きムビチケカード(税込1,500円)が、全国の上映劇場(一部劇場除く)で販売されることが決定した。

リアルサウンド編集部

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