キャサリン皇太子妃と対面した、がんの少女が亡くなる 皇太子夫妻が追悼メッセージを発表
先日、がんと闘う10代の少女と対面したキャサリン皇太子妃。彼女が亡くなったことを知り、追悼メッセージを発表した。 【写真】歳を重ねてもブレない美貌!キャサリン妃ヘアメイクの進化・18年を振り返り
キャサリン皇太子妃ががんと闘う17歳の少女、リズ・ハットンと知り合ったのは10月初め。リズは写真が大好きでフォトグラファーを目指していた。彼女が余命半年と告知されたのを受け、家族は最後に彼女の夢をかなえようと決意。SNSを使って「リズに撮影のチャンスをオファーして欲しい」と広く呼びかけていた。多くの人がその声に応えたが、皇太子夫妻もその中の1人。リズと家族をウィンザー城に招き、リズに叙勲式の撮影を依頼した。その直前にがんの化学治療を終えたことを発表していた皇太子妃も彼女に会い、ハグで彼女の才能と強さを称えていた。
そのリズが11月27日に亡くなったことを家族が発表した。皇太子夫妻はSNSでメッセージを発表。「リズ・ハットンが亡くなったと聞いて、とても残念です。彼女のように勇敢で謙虚な若い女性に会えて光栄でした」とコメントするとリズの両親にお悔やみの言葉を送っている。最後には「W&C」と2人の個人的なメッセージであることを示すサインを添えた。
ちなみにリズは皇太子夫妻と対面した後、インスタグラムに感想を投稿。皇太子夫妻について「とても素敵で純粋で親切な人たち。家族と一緒にこんな体験ができて胸がいっぱいだ」とコメントしていた。さらにラジオ局「BBC」の番組にも出演、「2人と話すのはまるで普通の人と話しているようだった。素晴らしかった。いかめしいような部分はなく、ただ人間らしくて優しかった」。リズと同じように写真を愛し、闘病の過程もリアルタイムで体験している皇太子妃にとっても彼女との対面は記憶に残るものになったはず。安らかな眠りを祈りたい。