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【解説】ゲーム条例のパブコメ「ご意見箱」に連続投稿の疑い…同じ誤字も多数 香川

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KSB瀬戸内海放送

 4月1日に施行された香川県の「ネット・ゲーム依存対策条例」。県民や事業者から意見を募る「パブリックコメント」の原本を情報公開で入手しました。8割を超えるとされた「賛成」意見は同じような文言が多く、同じパソコンから連続して投稿された疑いが強まっています。

全国初の「ゲーム依存症対策条例」とは?

 3月、香川県議会が賛成多数で可決し、4月1日に全国で初めて施行された「ネット・ゲーム依存症対策条例」。インターネットやゲームの依存症から県民を守るための対策を定めたもので、「ゲームの利用時間は平日60分まで」などとする目安を盛り込んでいます。  議会の条例検討委員会は県民や事業者から条例についての意見を募るパブリックコメントを実施。寄せられた2686件の意見のうち、84パーセントが「賛成」とされていましたが、情報公開請求でKSBが入手した原本を見ると、賛成意見には多くの「不審な点」が見つかりました。

情報公開請求した山下洋平記者が解説

―パブリックコメントの原本を情報公開請求したきっかけは?  3月12日の条例検討委員会で公表された、『2600件を超える意見の8割以上が賛成』という数字に率直に違和感を覚えたからです。そもそもパブリックコメントは、行政の施策や条例について、ここをこうしたほうがいいんじゃないかという具体的な意見を求めるものなので、単に「賛成」という人からの意見は少なくて普通なんです。「賛成」意見の中身を詳しく見たくて、すぐに原本を情報公開請求しました。

―開示された賛成意見には同じような文章が多かったが…  賛成します、賛同しますといった短い文章がほとんどでしたが、その前によく似た表現が何パターンかありました。特に多かった4つは、いずれも100件以上ありました。 ―『判断の乏しい大人を生み出さない為に』『影響様々ですので』などの表現は、たまたま重なるにしてはちょっと癖が強い言い回しになっている。  そうなんです。さらに分析を進めると、賛成意見が同じパソコンから連続して投稿された疑いが強まりました。

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