エリザベス女王、児童楽団から結婚記念日を祝ってサプライズプレゼント
今週初め「コモンウェルス・ポインツ・オブ・ライト」の授賞者たちとバーチャルで対面したエリザベス女王。この賞はそれぞれのコミュニティでボランティア活動に取り組み、大きな貢献をした個人に与えられるもの。エリザベス女王は「このプログラムに参加してくれたことに感謝しています。みなさんの体験談を聞くことができて嬉しい。みなさんのしている活動はとても素晴らしいものだと思う。本当にありがとう」と感謝のメッセージを伝えている。
受賞者の中にはキプロスの音楽教師でシステマ・キプロス交響楽団のメンバーでもあるニコレッタ・ポリドローも。この楽団は恵まれない地域に住んでいる子どもたちに楽器と音楽教育を無料で提供している。今回の女王との対面には子どもたちによるオーケストラも出席、サプライズで演奏をプレゼントした。曲はこの楽団のオリジナル。演奏が終わるとみんなで声を揃えて「結婚記念日おめでとうございます!」。11月20日に結婚記念日を迎えた女王を祝福した。
エリザベス女王も思わずにっこり。「とても素敵ですね。聞かせてくれてありがとう」とコメント。ポリドローにパンデミックの間はどう活動していたのかを質問する場面も。 結婚記念日の前日にはジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子からもらったカードを眺めるポートレートを公開したエリザベス女王とフィリップ王配。ウィリアム王子とキャサリン妃もポートレートをシェア、さらに子どもたちの作ったカードも披露していた。パンデミックの影響でロイヤルファミリーが集まってお祝いすることは叶わなかったけれど、素敵な記念日になったはず。