2026年に愛知で開催「アジア競技大会」 選手の宿泊施設の環境などが不十分として改善求める
2026年に愛知県と名古屋市で共同開催するアジア競技大会について選手の宿泊施設の環境などが不十分だとして、OCA(アジア・オリンピック評議会)が、改善を求めていたことが、関係者への取材で分かりました。 これを受け、大会の基本方針を示した開催都市契約を改めて遵守する覚書を、OCA、大会組織委員会、JOC(日本オリンピック委員会)の3者で交わし選手の環境改善を進める方針を確認したということです。 選手の宿泊施設については、当初は選手村の建設が計画されていましたが、建設費の高騰などから代替案が模索され、大会組織委員会はクルーズ船と移動式宿泊施設の活用を計画しています。 一方、大村知事は11日の会見で「大会の準備は開催都市契約に基づいて粛々と行っている」としたうえで、「順調に進んでいる」と述べました。