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アックスヤマザキのミシン 軽量シンプル、育児の味方

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NIKKEI STYLE

今回紹介するのは、1946年創業のミシンメーカー、アックスヤマザキ(大阪市)が3月に発売した「子育てにちょうどいいミシン」。同社は輸出用やシンガーのOEMなどのコンパクトなミシンを手掛けてきたが、自社ブランドの製品を強化すべくかじを切った第1弾となる。価格は1万円(税別)。 「本棚に置けるミシンを作れば、より多くの人に使ってもらえるのではないか」との考えから誕生。本体幅29.4センチ、高さ26.5センチという小さなサイズ感に加え、マットなブラック一色でこれまでのミシンとは一線を画す。ターゲットを明確にして打ち出したネーミングも功を奏し、発売以来、入荷まで2か月待ちの状態が続いている。 ACアダプターが付属しているが、単3アルカリ乾電池4本でも使えるコードレスミシンという点もユニークだ。トルクを減らすなどの工夫をし、パワフルな運転と電池の持ちとを両立させたという。重さ約2.1キログラムと一般的なコンパクトミシンの3分の1程度。使いたい場所に気軽に持ち運んですぐに作業に取りかかれるのが便利だ。 入門用のため、機能はシンプル。スピード調節レバーを右にスライドすれば動き出す。速さは2段階のみで、その上には「返し縫い」用のレバーがある。とはいえ、4つの送り幅の直線縫い、3つの振り幅のジグザグ縫い、ボタンホール、まつり縫いなど、ひと通りの縫い目がそろっており、厚手のデニムにも対応している。すぐに使えるようにレシピ集や使い方などの動画も充実。スマホで動画を見ながら作業できるようにスマホスタンドも付属している。このスタンドは向きを変えるとミシンの針ガードにもなるなど細部まで行き届いている。 新たなミシンユーザーの開拓に一役買った「子育てにちょうどいいミシン」。スタイリッシュなデザインはそのままに剛健さもプラスした「ソーイング男子にちょうどいいミシン」など、次の一手にぜひ着手してほしい。 (家電+ライフスタイルプロデューサー) [日経産業新聞2020年9月17日付]

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