Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

生活保護を受けるには家を所有していても良いの?生活保護受給者の金融資産や保険加入状況とは

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ファイナンシャルフィールド

生活保護を受けるには家を所有していても良いのか、貯金があっても良いのか、生命保険に加入していても良いのか、等々いろいろと気になるところです。そこで、現に生活保護を受けている世帯へ調査した統計から、生活保護世帯の生活状況を確認してみました。

生活保護世帯でも持ち家暮らしは可能

最初に生活保護世帯の住居の状況を確認してみました。

割合として最も大きいのは「民間の賃貸住宅(マンション等の集合住宅)」で53%を占めています。次に大きいのが「都市再生機構・公社・公営の賃貸住宅(マンションなどの集合住宅)」で23%、その次が「民間賃貸住宅(戸建)」で12%あります。 これらの賃貸住宅を合わせると全体(不詳を除く)の88%にもなるので、生活保護世帯は賃貸住宅に住んでいるのが一般的といえます。 しかし、中には持ち家の世帯もあり、戸建と集合住宅を合わせれば6%程度になります。生活保護を受けるには、「生活に利用していない不動産があれば売却等により現金化し、生活費に充当」する必要がありますが、生活に利用している不動産であれば売却しなくても問題はありません。

金融資産は5万円未満が約半数

次に生活保護世帯にはどのくらいの金融資産があるのか確認してみました。

金融資産の選択項目が5万円刻みで15万円以上はひとくくりなのに驚きますが、どの世帯類型でも4割から5割が金融資産は5万円未満としています。 生活保護を受けるにあたって、まずは「世帯員全員が資産や能力等、最低限の生活維持のために活用できるものは活用する」ことが前提なので、多額の金融資産はあるとは考えにくく、想定どおりの結果といえます。 ただ、不詳の世帯が10%前後あります。金融資産が多すぎて言えないから不詳としているなら問題ですが、いくらあるか把握していなくて不詳としているなら、これもまた違った意味で問題です。

生活保護世帯で生命保険加入率は6%程度

金融資産に続いて生命保険の加入状況も確認してみました。

9割以上の世帯では生命保険に加入していません。保護世帯なので金銭的な余裕のなさから加入していないのは仕方ないのかもしれませんが、必要ないから加入していないのは、なぜそのような理由なのか本心を聞いてみたいところです。 加入している割合は母子世帯が一番大きく、おそらく母子世帯では子どもの進学のために貯蓄をしている場合が多く、そのために生命保険の1つである学資保険に加入している人が多いからでしょう。

【関連記事】