ビル火災想定、連携へ初訓練 金沢駅西と津幡消防
金沢市駅西消防署と津幡町消防署は26日、同市の県消防学校で、ビル火災を想定した連携訓練を初めて行った。約30人が連携強化に向け、特殊車両で救助や消火作業に取り組んだ。
両市町は1969(昭和44)年、災害時に車両や隊員を派遣する消防相互応援協定を結んでいる。
津幡町内のビルで火災が起き、駅西消防署の大型高所放水車が応援で駆け付ける想定で実施した。隊員は高所放水車のかごに乗り込んで4階にいた要救助者を運び出した。かご部分からホースを接続して4階部分で放水し、車両の性能や運用手順を確かめた。
北國新聞社