「オオタニの話を“ひ孫”に」フリーマンもカーショーも…大谷翔平と“ドジャースの先輩MVP”の幸せな関係「勤勉さ…見ていてクールだ」
ドジャース大谷翔平が2年連続3度目、ナ・リーグでは初となるMVPを獲得した。そんな大谷と接点のある“歴代MVP”のレジェンドたちは、どのように語っていたのか。雑誌「Sports Graphic Number」「NumberWeb」掲載記事からひもとく。 【レア写真】「わ、わかい…ほそい…」フリーマンもカーショーも18~19歳時から男前。大谷への“頭ペチペチ&熱烈シャンパンファイト”、良きパパぶりなども!ナンバー特選【オオタニとドジャースの幸せな日々】を見る
大谷という“ひ孫”に話すような選手が
<名言1> チームにとっていいことだよ。(大谷という)ひ孫に話すような選手がチームに加わった。 (フレディ・フリーマン/Number 1094・1095号 2024年4月18日発売)https://number.bunshun.jp/premier/articles/17491 ◇解説◇ 世界一奪還を果たしたドジャース。その大看板と言えるのが大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの「MVPトリオ」である。特にヤンキースとのワールドシリーズ(WS)に入って主役となったのはフリーマンだった。 初戦の劇的な逆転サヨナラ満塁ホームランを皮切りに、このシリーズで4試合連続となるアーチをかけた。そして2021年のアトランタ・ブレーブス時代を含めればWS6戦連続ホームラン。これはメジャーでの初の記録としてその名を刻み、誰もが納得のワールドシリーズMVPに輝いた。 今季こそ度重なる負傷や愛息の難病による戦線離脱もあり、4年連続で3割台だった打率は.282にとどまった。それでも22本塁打89打点の成績で、塁をにぎわす大谷とベッツを還す役割を果たした。 フリーマンはブレーブス時代の2021年のWS制覇時にブライアン・スニッカー監督から「彼こそが精神的な支柱だ」と評されたことがある。そんなナイスガイから見ても、大谷という存在は特別だったようだ。2021年のオールスター時には愛息のチャーリー君が、大谷のホームランダービーを見て目を丸くして以来“オオタニ推し”となった。 そんなエピソードを覚えていたからこそ、大谷のドジャース加入直後からフリーマンは自らの孫だけでなく「ひ孫」という表現を用いて、大谷を歓迎したのだろう。こうも話している。 「ベーブ・ルースの話をするのと同じように、私たちは翔平の話をするだろう。ドジャースにとってエキサイティングな時間だよ」
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