高級フレンチ「ひらまつ」創業者、経営陣から追放され泥沼裁判 背景にある経営状態を分析
職人気質の「シェフ」と利益第一主義の「投資ファンド」では、もとより相容れるはずもなかったか。 「ひらまつ」は東証1部上場にまで漕ぎ着けた、高級フレンチレストランとして知られている。異例の上場企業代表兼オーナーシェフとして、長らくひらまつを率いたのは平松博利氏だ。 目下、その平松氏が我が子も同然の会社に対し、法廷闘争に乗り出す事態となっている。なぜか。 (「週刊新潮」2020年11月5日号掲載)
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「週刊新潮」2020年11月5日号