ディスクブレーキ搭載モデルが充実 春の通勤に欲しい、最新スポーツ自転車6選
コロナ禍でその有用性が多くの人々に認識された感のあるスポーツ自転車。ソーシャルディスタンスを保ちつつ移動でき、しかも健康維持にも効果的とあって、需要が急速に高まっている。今回は春からの新生活を見据えた、お薦めの2021年モデルを紹介する。スポーツ自転車の世界ではカテゴリーの細分化が進んでおり、ロードバイクやクロスバイクといった既存のカテゴリーの隙間を埋めるような、新たなジャンルのモデルが続々と登場している。ここではそうしたモデルも含め、普段は通勤や買い物の足として活用し、休日はフィットネス的な使い方ができるものをピックアップした。 【写真はこちら】春の自転車、最新モデルのお薦めはこれ!
■安価なモデルにもディスクブレーキが搭載
まず近年の傾向としてエントリーユーザー向けの安価なモデルにも、ディスクブレーキが採用されるようになった。従来のリムブレーキに比べ、雨天時でも安定した制動力を発揮できるディスクブレーキは、スポーツ自転車の初心者こそメリットの大きい装備である。特に油圧タイプのものは、小さな握力で大きな制動力を発揮できるという特徴もある。 なお自転車のニーズは世界的に高まっており、人気モデルは早期に売り切れてしまう可能性がある。購入を考えている人は早めにオーダーするのが得策だ。
■ユーザー本位の良心的クロスバイク
ルイガノ「セッター9.0ディスク」は、2021年モデルとして新登場した、軽量なアルミフレームを採用するオーソドックスなクロスバイク。クランクセットやカセットスプロケット、チェーンといったコストダウンされがちな部品もすべてシマノ製で統一するなど、ユーザー目線に立った良心的な仕様となっている。フレームにサイドスタンドを装備するための台座(ボルト穴)を標準装備するほか、専用の泥除けもオプションで用意されている。 【仕様】 ・フレーム:アルミ ・フォーク:アルミ ・変速機:シマノ・アルタス 3×8速 ・タイヤサイズ:700x28C ・サイズ:370mm、420mm、470mm、520mm ・カラー:スカイブルーほか全4色