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デビュー12年でYOSHI-HASHIがついに初の王座戴冠!「諦めないでやってきたことには自信がある。物事が変わるのは一瞬だ!」

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 9日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『SUMMER STRUGGLE 2020』が開催され、YOSHI-HASHI&後藤洋央紀&石井智宏がNEVER無差別級6人タッグ王座の新王者となった。  新日本プロレスが管理するNEVER無差別級6人タッグ王座は、L.I.JのEVIL&鷹木信悟&BUSHIの3人が保有していたが、EVILがBULLET CLUBへ寝返ったことでこの3人のタッグが事実上不可能となり、7月31日付で王座が返上されたことが発表された。  そして6日から全8チームによる第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメントが開幕し、後楽園大会4連戦で新王者を決めることとなっていた。  このトーナメントでは、IWGPタッグ王座戦線を騒がせたタイチ&ザック・セイバーJr.と、揺らぐ絆が心配された棚橋弘至&飯伏幸太の間に渦巻く人間模様、さらに『KOPW2020』を巡ってのオカダ・カズチカと高橋裕二郎の因縁の深化など大きな盛り上がりを見せ、決勝の組み合わせはオカダ・カズチカ&矢野通&SHOvs後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIというCHAOS同士の対決となった。  中でも2008年のデビューから約12年、あと一歩のところまでは行くものの一度も王座戴冠を果たせなかったYOSHI-HASHIはまたとないこの機会に燃え、「俺はあなた方に夢を見せたい。物事が変わるのは一瞬だ!」とその想いを叫んでいた。  試合はYOSHI-HASHIが同時に凱旋帰国を果たしたライバルであるオカダに対抗心をむき出しにし、オカダのエルボーをものともせず逆水平チョップで猛攻をかけ、後藤&石井との連携攻撃も冴え渡る。  中盤にオカダの変形コブラクラッチに捕まってもYOSHI-HASHIはタップを迷う素振りも見せず最後まで諦めない姿勢を見せ、バタフライロックでオカダからあわやレフリーストップ勝ちという場面も作り出す。  終盤に石井とSHOがマッチアップすると、YOSHI-HASHIは石井のサポートに徹し、石井のピンチを後藤との合体技で救出。さらにダメ押しのランニングダブルニーを叩き込んでお膳立てすると、石井がラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで3カウント。  勝者組にはNEVER6人タッグ王座のベルトが手渡されていくが、オカダはYOSHI-HASHIの分をその手で腰に巻き、笑顔で握手。試合中こそ本気の潰し合いを見せたものの、最後はCHAOSが6人揃って笑顔で記念撮影を行った。  そしてマイクを取ったYOSHI-HASHIは「ようやく!ベルトを獲ることが出来ました!『物事が変わるのは一瞬』。ずっと言ってきたけどね、全く変わらなかった。もちろんね、やって毎回変わってたらね、そんな人生楽しいことはないよ。なかなか、上手く行かないからね、すごく楽しいと思うんだ。とりあえず今、ホッとしてるのはね、俺が昨日の試合後に言った約束、ようやく約束果たせたから、もうそれだけで胸いっぱいだから。俺だけじゃないよ?あなたたちも、明日ね、もしつまずいてることがあっても、なにか大きく変わるんじゃないか?俺はね、願ってるよ。もしもつまずいてもね、また立ち上がればいいんだよ。それだけ!明日以降、俺も、そしてあなた方も、なにか大きく変わりますように!なにかが変わるとき、そう!物事が変わるのは一瞬だぁっ!」と万感の思いを込めて叫んだ。  バックステージに戻ると、この日勝ち星を挙げた石井は「この3連戦はYOSHI-HASHIが全てだろう。これが獲れたのもYOSHI-HASHIのおかげだ。ここに来るまでさんざん、レスラー、マスコミ、ファンにいろいろ言われてきただろ?でも、本人はよ、着実に一歩ずつ一歩ずつ、ゆっくりだけど着実に前を向いて歩いていた。その証だよ。いいんだよ。何言われようが、何を思われようが、何年かかろうが辿り着きゃいいんだよ。辿り着いただろ、今日。これからよ、今までいろいろ言ってきた野郎共をよ、黙らせるぐらいの試合をすればいいんだよ」とYOSHI-HASHIへの熱い祝福の言葉をかける。    これを受け、YOSHI-HASHIは「1個やって、3個進む人間もいれば、10個進む人間もいる。その半分の人もいる。俺がここまで来れたのはもちろん運もあったし、いろいろあったよ。諦めつかないでやってきたっていう、それの自負があるから。自信あるよ、それだけは。だから、何言われたってね、『お前、それやってみろ』と。俺はそれだけ。もう自分を信じるしかないから。誰も助けてくれないから。大事なのはね、カッコつけて、上辺の何かを見せるだけじゃないんだよ。俺が見せたいのは、明日生きていく力。それだけ。別に俺のことをリスペクトしろとか、カッコよく見てくれなんて、俺は一切思ってないよ。あなた方に明日生きていく強さを見せたい。それだけ。あんましゃべり上手くないから伝わるかわかんないけど、それだけは言いたいかな」と自身のレスラーとしての半生を振り返るかのように目をうるませながら語った。

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