【卓球】張本智和が逆転勝利で決勝進出!中国の世界2位を破り「最高です!」
◇卓球WTTファイナルズ2024 福岡(23日、北九州市立総合体育館) 男子シングルス準決勝では、世界ランク7位の張本智和選手が世界ランク2位、中国の林詩棟選手と激突。4-3(6-11、3-11、11-8、11-8、10-12、11-5、12-10)で破り、決勝へ駒を進めました。 【画像】「ほぼ100点に近い」張本智和選手は準々決勝で難敵・韓国選手にストレート勝利 国際大会では、中国期待の19歳に対して、過去3勝1敗と張本選手が勝ち越し。10月のアジア選手権でも対戦し、ゲームカウント3-1で下しています。 序盤2ゲームを落とした張本選手でしたが、第3ゲームは徐々に攻撃のリズムをつくり反撃。フォアハンドの強打を軸にラリーの応酬も打ち負けず、1ゲームを取り返します。 勢いに乗った張本選手は、第4ゲームも競り合いで迎えた7-7から、激しいラリーの応酬からポイント。雄たけびをあげた張本選手が2ゲーム連取で追いつきました。 第5ゲームも試合を優位に進める張本選手。10-8と先にゲームポイントを握りましたが、ここから相手の怒とうの追い上げにあい、逆転で奪われます。それでも落とせば負ける第6ゲームは、序盤から主導権を握り、ゲーム奪取。最終ゲームへ試合はもつれ込みます。 第7ゲームも序盤から一進一退の展開の中、最後は10-10から2ポイント連取。死闘を制してコートに倒れ込みました。 試合後の場内インタビューでは、「最高です!」と2度雄たけび。「興奮していますけれど、すぐ落ち着いて昨日までと同じように明日の準備して明日もいいプレーをできるように頑張ります。明日もよろしくお願いします!」と興奮気味に話しました。 決勝は中国の王楚欽選手かスロベニアのヨルジッチ選手の勝者と24日に戦います。