カネミ油症のドキュメンタリー映画『母と子の絆』長崎で上映 胎児に毒が移行…追い詰められる母親の心
■監督・稲塚さんの思い 監督を務めたのは、「二重被爆」などの作品を手がけた稲塚秀孝さんです。2021年以降、全国に散らばる被害者のもとを訪れてその声を丹念に拾い上げ、複雑な歴史についても多くの関係者の話をもとに紐解いています。 岩村さんは映画について、「親たちは子どもに現れる影響を見て、汚染油を食べた自分を追いつめている。映画をきっかけに関心を持って、自分ごとのように考えて欲しい」と話しています。 ■上映情報 映画「母と子の絆カネミ油症の真実」は、長崎市の長崎セントラル劇場で12月5日(木)まで上映。その後、東京、大阪、北海道でも上映が予定されています。詳しい日程は映画の公式ホームページをご確認ください。
長崎放送