落差50メートル、降り注ぐ水しぶきと涼風が心地良い 長野県高森町の不動滝
高森町牛牧の大島川上流、標高約1100メートルにある不動滝。高さ約50メートルから流れ落ちる豪快な水しぶきが、涼を求めて訪れた人たちを楽しませている。 滝つぼ近くまで行って見上げると、青空がのぞき、落ちてくる水しぶきが心地良い。滝が起こす風は涼しく、滝から少し離れると風に乗った細かい水しぶきが体に降り注いでくる。足元には、差し込んだ日の光で虹のアーチもできていた。 愛知県稲沢市の自営業伊藤美由紀さん(23)は、阿智村の昼神温泉郷に宿泊後、初めて不動滝を訪れたという。「迫力がすごい。本当に涼しくて何時間でも見ていられますね」。爽やかに言った。 (北沢博臣)