【ロッテ】佐々木朗が4回に緊急降板、井口監督は次回登板については「明日以降の状態を見て決めたい」
◇1日 ロッテ6-4楽天(ZOZOマリン) ロッテの佐々木朗希投手が4回で緊急降板した。右手の指のまめがつぶれ、リリーフを仰いだ。64球を投げて被安打2の無失点。10三振を奪い、7試合ぶりで今季4度目となる2桁奪三振をマークした直後の降板となった。この日の最速は162キロだった。 球団によるとまめがつぶれたのは右手の中指。井口監督は指の状況について「調子良くいった分、かなり指にひっかかってまめが破れてしまったのではないか。これ以上投げさせてもいいことは起こらないと思うので代えた」と振り返り、次回登板については「明日(2日)以降の状態を見て決めたい」とした。 佐々木朗は1回に振り逃げを含む「1イニング4奪三振」をマーク。プロ野球では史上26人目(27度目)の珍記録をつくり、その後も2回2死から4回にかけて6者連続三振を奪った。1試合10奪三振以上は5月6日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来だったが、銀次から10個目の三振に奪った直後に右手の指先を気にするしぐさを見せ、降板後は「まめがつぶれた影響で途中降板となり、中継ぎ陣に負担を掛けてしまって申し訳ないです」と話した。 チームは3連勝で4月16日以来の勝率5割に復帰した。
中日スポーツ