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IT業界が4年連続でトップ、中国・新卒者の平均年収

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CNS(China News Service)

【CNS】今年の中国・李克強(Li Keqiang)首相の「政府活動報告」の中で、キーワードの「就業」が39回使われた。現在、元に戻りつつある労働市場がどんな状態となっているか、整理をしてみた。 【関連写真】仕事を求め…杭州市で就職面接会  ■IT業界の年収は4年連続でトップ  国家統計局のデータによると、2019年の都市部公営機構の就業者の平均年収は9万0501元(約137万円)で、都市部の私営機構の就業者の平均年収は5万3604元(約81万円)だった。公営機構を例とすると、10の産業が平均レベルを上回り、6の産業の平均年収が10万元(約150万円)を超えた。  地域別で見ると、給与の高い方から東部~西部~中部~東北部の順となる。現在5つの省が2019年の就業者の年収データを発表しており、それらは四川省(Sichuan)、湖南省(Hunan)、山西省(Shanxi)、黒竜江省(Heilongjiang)と重慶市(Chongqing)だ。公営機関で全国平均を上回った省はなく、私営機構では、重慶市が平均値を超えた。  年収が最も高い業界はやはりIT業で、公営機構の数字を見ると、平均年収は16万元(約240万円)を超え、IT業が連続4年トップの座を守っている。  業界別にみて、平均年収が高いトップ3は、情報伝送・ソフトと情報技術サービス業が16万1352元(約244万円)、科学研究・技術サービス業が13万3459元(約201万円),金融業が13万1405元(約198万円)となり、それぞれ、全国平均の1.78倍、1.47倍と1.45倍となっている。  ■今年の就職情勢と新卒の給与レベル  人的資源プラットフォームである「智聯招聘(Zhaopin)」が発表した「2020大学生就業力報告」によると、IT/通信」/エレクトロニクス・インターネット、文化/メディア娯楽スポーツ、商業サービス(コンサルティング・財務会計・法務)、金融などで職を求める卒業生の数が多く、これらの業界は比較的新しい経済関連業界で、給与待遇は手厚い。  新卒大学生が期待する月次給の平均値は6930元(約10万5000円)で2019年とほぼ同じレベルだ。就職プラットフォーム「拉勾網(Lagou)」が提供するデータも7110元(約10万7000円)とほぼ近い値となっている。ただし、44.38%の卒業生は自ら進んで給与レベルを下げる傾向にある。この4か月で、大学卒業生のIT業界での平均給与の期待値は、7740元(約11万7000円)から7110元へと下降している。  春節(Lunar New Year、旧正月)後に急激に減少していた求職需要は、100人以下の小規模企業で徐々に回復、中小企業の求職が全体の52.7%を占めるまで戻っており、昨年同期を上回ったところだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

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