関西に店舗が増加中、韓国で流行「グリークヨーグルト」って?
■ 大阪・コリアタウンにも動きが
この波は、韓国グルメが揃う鶴橋エリアにも。元はドーナツ専門店だったが、今年4月からグリークヨーグルトの販売をスタートした「Trems」。仕上げに健康を意識してアガベシロップをかけているのがポイント。店のコンセプトに合わせてパステルカラーの平皿で提供している。 グリークヨーグルトの販売が始まると、「韓国で流行っているから一度は食べてみたかった」「日本で食べられる店を待っていた!」など反応は上々。ドーナツを食べに来る客は子どもから年配の人まで幅広いが、グリークヨーグルトを注文する客層は鶴橋という土地がら、20代~40代の女性が中心だという。 鶴橋エリアでグリークヨーグルトを出し始めた店舗は、ほかにも増えてきているそう。「韓国につながりがある方が経営するお店が多いので、鶴橋は韓国の流行をキャッチするのがかなり早い。グリークヨーグルトもすぐに広まりそうな気がする」とスタッフの高田さんは話す。 ◇ 乳成分が濃縮され、高タンパクで少量で満腹感が得られることなどから、ヘルシー思考の人を中心に注目されている「グリークヨーグルト」。昨今はトッピングでスイーツとして楽しめるのはもちろん、チーズの代用でサラダなどにも使用されている。関西でもまだまだ取り扱う店舗が増えていきそうだ。 取材・文・写真(一部)/宮口佑香