関西に店舗が増加中、韓国で流行「グリークヨーグルト」って?
韓国でブームに火が付き、同国では今やカフェだけでなくコンビニなどでも販売されている「グリークヨーグルト」。そんな同商品、関西でも扱うカフェや専門店がじわじわ増えてきているようだ。 【写真】伝わりますか?水分が除かれ、もっちりとした食感に 通常のヨーグルトを水切りし、濃厚でクリーミーな食感が楽しめる「グリークヨーグルト」。ギリシャ伝統の水切り製法で作られたヨーグルトでもあるため、日本では「ギリシャヨーグルト」とも呼ばれることも。2010年代半ばには手作りする人が急増、10年以上経った今、再ブレイクの兆しを見せている。 SNSでよく見かけるのが、さまざまなフルーツやチョコレートがトッピングされ、見た目がカラフルでフォトジェニックなもの。韓国では作る工程を見せるスタイルの専門店が多く、そのプロセスなども動画で拡散されている。 そんな韓国での流行を取り入れ、2023年末に京都・四条河原町近くにオープンしたグリークヨーグルト専門店「Nun」。店長の田村さんは、ソウルで10軒以上食べ歩き研究したそうで、「開店当初はしっかり水切りして硬めの食感で出していましたが、お客様の反応を見ながら今は少し水分を残してなめらかに、ほんのり酸味が残るような味わいに仕上げている」とのこと。 そしてこの「グリークヨーグルト」のトッピングとして欠かせないのが、蜂の巣をそのまま食べる「コームハニー」。以前よりアイスクリームにトッピングされていたコームハニーは、ここ10年しばらく下火に見えたが、グリークヨーグルトの人気をきっかけに再ブレイクを果たしたように思う。
2024年7月に韓国から大阪・難波に国外初出店を果たした「LAZY YOGURT」の担当者によると、韓国の店舗でも日本人の客が多く注目度の高さが伺えたため、今回出店に至ったという。 同店はヨーグルトを3日間(72時間)かけて水切り。そしてヨーグルトのフレーバーが12種類もあり、なかには韓国で流行しているヨモギやロータスなど、日本では珍しいものも。そこにフルーツやナッツ類、ハチミツやチョコなどのシロップをお好みでカスタムできる。