相葉雅紀主演、ドイツ映画原作の「グッバイ、レーニン!」上演決定 演出は上村聡史
相葉雅紀が主演を務めるパルコ・プロデュース 2025「グッバイ、レーニン!」が、3・4月に東京・福岡・大阪で上演される。 【舞台写真】相葉雅紀が主演を務めた舞台「ようこそ、ミナト先生」より。 「グッバイ、レーニン!」は、脚本をベルント・リヒテンベルク、監督をヴォルフガング・ベッカーが手がけ、2003年にドイツで公開された映画。同作の舞台版は2021年に初めて上演され、脚本を映画と同じくリヒテンベルクが執筆した。日本初演となる今回は、翻訳を長田紫乃、演出を東京・PARCO劇場に初登場の上村聡史が担う。 主人公アレックスは、母と姉と3人で、東ドイツの首都ベルリンに暮らしている。父はアレックスが幼いころに西ドイツに単独亡命していた。東ドイツ建国40周年記念日である1989年10月7日の夜、アレックスは家族に内緒で反体制デモに参加、警官ともみ合っていたところを、偶然通りかかった母に見つかってしまう。母はそのショックから心臓発作を起こし、8カ月間昏睡状態に陥ってしまうが、ある日突然目を覚まし……。 アレックス役を務める相葉は「今から数十年前の出来事をテーマにした物語ではありますが、脚本を読んだとき、作品に描かれる時代の流れに翻弄される人々の姿、家族を想うあたたかい心は、今の時代にも共感できるような、いきいきとしたものが息づいていると感じました。上村さんの演出によって描かれる作品の世界に飛び込み、全力で挑ませていただきます」と語った。 公演は3月9日から31日までPARCO劇場、4月5日から7日まで福岡・キャナルシティ劇場、11日から15日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで行われる。チケットの一般販売は、東京公演分が2月8日、大阪公演分が3月9日10:00にスタート。福岡公演については続報を待とう。 ■ パルコ・プロデュース 2025「グッバイ、レーニン!」 2025年3月9日(日)~2025年3月31日(月) 東京都 PARCO劇場 2025年4月5日(土)~2025年4月7日(月) 福岡県 キャナルシティ劇場 2025年4月11日(金)~2025年4月15日(火) 大阪府 森ノ宮ピロティホール □ スタッフ 原作:ヴォルフガング・ベッカー / ベルント・リヒテンベルクによる同名映画 脚本:ベルント・リヒテンベルク 翻訳:長田紫乃 演出:上村聡史 □ 出演 相葉雅紀