独走の“魔王”佐々木寿人は止められるのか!?白鳥、石橋、和久津の戦略は…/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、12月8日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人トップを快走するKONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人(連盟)。唯一の+300ポイント台で、シーズン前に掲げた目標の+500ポイントも、早々に視野に入っている。他の3人は“魔王”の勢いを止められるか。 【動画】前日の試合の模様 過去2シーズンは前半戦で躓き、一度地獄に潜ってから後半戦で調子を上げてきた佐々木だったが、今期は前半戦から絶好調。既に30人中トップの7勝を挙げている。圧倒的な攻撃力をもって、相手のアガリをも阻止。結果として守備力も高まるという好循環に入っている。勢いだけでなく実績も十分な選手だけに、その勢いを止めるのは簡単ではない。 魔王ストップの1番手となるのが、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)。同じ日本プロ麻雀連盟で戦い、目標としてきた先輩・佐々木に対して、今期は直接対決で勝利もしている。緩急自在の戦いぶりには定評があるだけに、佐々木の攻撃が収まった隙を狙って追い詰めたい。 同じく「王」の異名を持つのは、“キング”と呼ばれるU-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)。今期は度々、以前から呼ばれていた“黒いデジタル”ぶりを発揮し、特に赤ドラ切りで相手を惑わすシーンが見られている。火力の戦いでは佐々木に分があるだけに、巧みなトラップもつかいながらペースを握れるか。 インパクトなら絶対負けないのがセガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)。毎試合ごとに髪色、髪型が変わり、ファンたちを楽しませており、開幕当初は妖怪“アマビエ”をイメージしたヘアにもした。和久津だからこそ持つ独特の雰囲気が、佐々木に対する魔封じとして効果を発揮するか。 【12月8日第1試合】 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人1位 +367.9 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人13位 +33.2 セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟) 個人26位 ▲125.4 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人18位 ▲87.2 【12月7日終了時点での成績】 1位 EX風林火山 +364.2(38/90) 2位 渋谷ABEMAS +319.8(36/90) 3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +179.7(36/90) 4位 赤坂ドリブンズ +71.9(38/90) 5位 U-NEXT Pirates ▲56.2(36/90) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲288.7(38/90) 7位 TEAM雷電 ▲295.2(38/90) 8位 セガサミーフェニックス ▲295.5(36/90) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)