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1~4月の世界銅地金需給、5.9万トンの供給過剰

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鉄鋼新聞

 国際銅研究会(ICSG)がまとめた1~4月の世界銅地金需給バランスは、5万9千トンの供給過剰となった。前年同期は18万1千トンの供給不足。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う需要の減少で今年に入ってからは過剰バランスで推移しているが、最大消費国である中国の生産活動の再開などで需要が一定水準まで回復してきたため1~4月の過剰幅は1~3月の過剰幅に比べ縮小した。  1~4月の銅地金需給は、供給量が782万5千トンで前年同期比0・5%増、消費量が776万6千トンで同比2・5%減。供給では中国が新型コロナウイルスの影響やスクラップ需給のタイト化などの影響を受けたが、チリが前年同期に環境規制対応で減産となっていた反動で大幅な増加となったほか、日本も前年同期に定修があったため前年を上回った。一方、インドは新型コロナの感染拡大に伴うロックダウンの影響などで同比20%減と大幅に減少し、世界全体では前年同期並みの供給量だった。  需要では中国の見かけ消費量が同比1%減となったほか、中国以外の主要消費国でも日本が同比6%減、欧州が同比7%減と前年を下回り、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が消費量に大きく影響しているとした。  4月単月では供給量が198万1千トン、消費量が206万7千トン。8万6千トンの供給不足で2カ月連続の不足バランスだった。消費量は2月に3年ぶりの低水準まで落ち込んだが、3月と4月は増加し、1月の水準まで持ち直した。