「餃子超人」直伝! お持ち帰り餃子を、家でも店みたいに焼く方法
食の楽しみ方のひとつとして、テイクアウトが急拡大した2020年。「店の料理を家で味わう」は当たり前の選択肢となった。 しかし、以前から店の“お持ち帰り”や“お取り寄せ”の人気メニューであり続けるものがある。 餃子だ。
お持ち帰りメニューの王者を家で食べるなら、店みたいに、いや店以上に楽しく美味しく好きなだけ食べたい! というわけで本企画では、焼き方から食べ方まで、5つの楽しみ方を提案する。 先生は「餃子超人」ことオガサワラガクさん(以下ガクさん)。週8で餃子を食べ歩き、訪れた店は800軒以上。インスタグラムには数々の美しい餃子の写真、熱すぎる訪問レポートが記述されており、その投稿を愛するフォロワーは約1.4万人。 「最近は自分でも作るように。食べ歩いているうちに、お店でいろいろ教えてもらったことをやってみたくなって。あ、でもほかの料理はまったく作りません。ほんとに、料理=餃子です!」。 というガクさんの指南で、餃子の楽しみ方をお届け。第1回は、家でも店みたいに餃子を焼くためのレッスンだ!
レッスン:肉感肉汁たっぷりの餃子をパリッと焼くべし!
「まずはやっぱり、家でも焼き餃子を上手に仕上げられるようになりたい!」というわけで、今回焼くのは昭和40年創業、“酢こしょう”で食べるスタイル発祥と言われる「赤坂みんみん(みんの漢字は王へんに民)」のお持ち帰り餃子。
“酢こしょう”を提唱しているだけあって、肉感、肉汁ともにたっぷりな餡は、濃厚な味付け。それを包むもっちりとした皮はパリッと焼き上がればこそ美味い。 それでは、この餃子を美味しく焼きあげるレッスンの開始だ!
2)フライパンを中火で熱し、油をひく。「赤坂みんみん」の餃子はしっかり濃厚系なので、香りの強いごま油などより、あっさりしたサラダ油や米油がオススメ。野菜中心のさっぱり系の餃子なら、ごま油でも◎。 油をひいたら火を止めて、餃子を並べる。火をつけっぱなしで並べると焼きムラが出るので、火を止めること。また、並べる際に餃子で油を広げるように、しっかりと餃子の底面に油をなじませるのがポイント。