横浜美術館コレクション展「ヨコハマ・ポリフォニー」の見どころを紹介するシリーズ映像公開
横浜美術館にて現在開催中のコレクション展「ヨコハマ・ポリフォニー:1910年代から60年代の横浜と美術」の見どころを紹介する関連プログラム「オンライントーク」の配信が開始した。 【全ての画像】横浜美術館コレクション展 横浜とゆかりある作家たちによる絵画や版画、彫刻など約150点の所蔵品から、大正期~高度経済成長期に至るまでの横浜のアートシーンを探訪する横浜美術館コレクション展「ヨコハマ・ポリフォニー:1910年代から60年代の横浜と美術」。「オンライントーク」で配信される3本のシリーズ映像は、鑑賞をより豊かで多様なものとすることを目的に横浜美術館のエデュケーター(教育普及担当)が制作を担当。(1)「林敬二氏 自作を語る」(2)「長谷川潔の作品と技法」(3)「奥村泰宏と横浜」という3つのテーマから出品作品の見どころや楽しみ方を紹介する。 「林敬二氏 自作を語る」では、特集展示の出品作家である画家・林敬二が、生まれ育った横浜の地や川村信雄画塾と東京藝術大学での思い出、画家としての信念や出品作「漾々(ようよう)・アイボリーブラック」シリーズについて語る。また、「長谷川潔の作品と技法」では銅版画家・長谷川潔の作品《アレキサンドル三世橋とフランスの飛行船》(1930年制作)を中心に、作品で使われているメゾチント(マニエール・ノワール)などの技法を実演を交えながら紹介。「奥村泰宏と横浜」においては、写真家・奥村泰宏が生まれ育った戦後の横浜を捉えた写真数点から、現在にもつながる横浜の街の歴史に迫りつつ、奥村独自の視点にも注目していく。 なお、横浜美術館は大規模改修工事のため2021年2月28日(日)をもって一時休館。2023年度中の再オープンを目指している。会場に足を運べない方も休館前最後の展覧会となる本展を、「オンライントーク」とともに楽しんでほしい。 【開催情報】 横浜美術館コレクション展「ヨコハマ・ポリフォニー:1910年代から60年代の横浜と美術」 会期:2020年11月14日(土)~2021年2月28日(日) 会場:横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1) 休館日:木曜日(2021年2月11日を除く)、2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)、2月12日(金) 開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで