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耳が聞こえない人が“今、困っていること”をまとめた漫画に感謝の声 「理解と優しさが少しでも広まりますように」

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Hint-Pot

 多くの人が毎日、マスクを着用するのが当たり前になりました。しかし、こうした新しい生活様式が、耳の聞こえない人や難聴の人とのコミュニケーションに支障を及ぼしているといいます。アフターコロナでの、ろう者の日常の変化を描いた漫画が大きな反響を呼んでいます。「耳が聞こえない夫婦のところにやってきた娘」との生活を綴った育児漫画を、ツイッターやインスタグラム(usasa21)で発信。また、「全国のイヤイヤ期のちびっこと戦うマッマを応援したい」という気持ちから、オリジナルのイラストをあしらったTシャツなども制作している、作者のうささ(@usasa21)さんに話を聞きました。 【漫画】本編を読む  ◇ ◇ ◇

マスクやビニールシートで口元や状況が見えない…

 うさささんは、生まれつき耳が聞こえません。今までは唇の動きを読んで話していることを読み取ったり(読唇術)、その時々の状況を細かく感じ取ったり(状況判断)、さらに自分なりにこれから質問されるであろう言葉を想像したり(予測ワード)と、うさささんなりのコミュニケーション術を駆使しながら生活してきました。  しかし、突然のコロナ禍により、うさささんの大切な3つのコミュケーション術を活用できる場面が少なくなり、店員さんに話しかけられていることにすら気が付けないことが増えたといいます。うさささんは「耳が聞こえない、聞こえにくい人がこうした状況にあることを、知らない人は多いのでは……」と思い、筆を執りました。  例えば、マスクで口元が完全に隠れてしまい、読唇術は使えなくなりました。レジ前のビニールシートは、レジに表示されている金額や店員さんの動きが見えづらいものもあり、状況判断が難しくなっています。さらに7月から施行されたレジ袋有料化は、購入の有無やサイズ、枚数など、店員さんから質問されるであろう予測ワードが増え、同時に返答の種類も増えました。そうした状況を漫画で分かりやすくまとめています。  漫画は大きな反響を呼び、「理解と優しさが少しでも広まりますように」「耳が聞こえないお客様はさらにこの状況で困ってる事や伝わりにくい今だからこそ目を合わせる大切さを漫画を読み改めて思い知りました」「これを機に皆んなが過ごしやすい社会への改革が進む事を願います」など、多くの感想が寄せられました。

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