上沼恵美子 斎藤元彦兵庫県知事のSNS戦略を公開したPR会社社長について言及「うれしくてしゃべり過ぎたというか」
タレントの上沼恵美子が1日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、斎藤元彦兵庫県知事を巡って取りざたされている公職選挙法違反(買収)の疑惑について言及した。 【写真】ノリノリ! Perfumeとポーズを取る斎藤知事 先月29日の兵庫県知事選で再選した斎藤知事だが、PR会社の社長がSNS戦略をnoteで公開。これが公選法違反ではないかと騒動になっている斎藤知事はPR会社にポスターなどの制作を発注したことは認めたものの、SNSは仕事ではなくボランティアだとして、違法性はないと主張している。 ゲスト出演した本村健太郎弁護士は「『広報全般をウチが任されたんです』とハッキリ書いてる。これが公職選挙法違反になる。なぜかというと選挙運動にあたるんです。ボランティアでやらないといけないという大原則があるんです」と説明した。 説明を受けた上沼は「PR会社の社長さんは(斎藤知事が)圧勝したことがうれしくて自分のPRになってますよね。『あたしが当選させたんだよ』って、さも言わんばかりの。うれしくてしゃべり過ぎたというか、いらんこと。自慢したかったんやね。やっぱり女は無口がいい」と持論を述べた。 今後の展開について本村弁護士は「買収罪ってことになって、もし本当だったら斎藤知事が4年以下の懲役もしくは禁固または、100万円以下の罰金という重い罰則が科せられる。有罪判決になると(兵庫県知事選挙は)当選無効になるので大問題になっている。本気で調べようと思ったら警察が動かないと調べられない」と解説した。 これには上沼は「ちょっと待って。また選挙せんならんの。兵庫県のみなさん、大変やね。投票場にまた行かなあかん」とうんざりした様子。「斎藤さんの圧勝というのは事実やしな。斎藤さんを応援してるわけじゃないんですよ。元兵庫県民なので」と語った。 元衆院議員の宮崎謙介氏は「劇的な勝利だったのでPR会社の社長さんは言いたくなっちゃったのだと思います」と指摘。その上で「どっちかがウソを言ってるということになりますので、白黒はっきりさせるには捜査しかないのかな。(選挙を手伝っていた)社員さんも本当はボランティアじゃないといけないので、給与をもらって行ってたら、それはそれでダメなんです」とコメントした。 上沼は、姉と漫才コンビを組んで活動していた頃、自民党の議員の応援演説をしたことがあるという。 「選挙というのは難しいな。2人で応援の演説したらアカンねん。(公選法)違反になる。ホント細かいから」と振り返った。 そして最後に「SNSの選挙運動の過渡期なのかな。これからこう(SNS戦略が大事に)なっていくんですかね」と持論を述べていた。
東スポWEB