キャリア16年のベテランGKが現役引退…「ものすごく寂しい」「もう一回見たい」SNSで惜しむ声が殺到|フットサル
ヴィンセドール白山は12月9日、冨田祐耶の今シーズン限りでの現役引退を発表した。 【画像】松井大輔がSNSで伝えた被災地の現状
地域リーグ時代を知るベテランGKが、現役生活に終止符
今年で37歳を迎えた冨田は、2009年からFリーグで活躍するベテランGKの一人。大原学園を卒業後、ステラミーゴいわて花巻でデビューを飾り、湘南ベルマーレ、ヴォスクオーレ仙台を経て、2016-2017シーズンに当時北信越リーグを戦う白山に加入した。 白山では、加入1年目から正GKの座を勝ち取り、リーグ優勝に貢献。2018-2019シーズンに白山のF2参入と共に自身もFリーグ復帰を叶え、ゴールマウスを守り続けてきた。 今シーズンは、2月に右脛骨骨軟骨を損傷しリハビリからのスタートに。第3節のボアルース長野戦でピッチに戻ると、6試合で先発出場し好調なチームを支えていたものの、キャリア16年目で現役生活に終止符を打つことを決めた。 引退発表に際し冨田は公式ホームページにて、家族、指導者、ファン・サポーターへの感謝の思いをつづり、「残りのリーグ戦と全日本選手権、最後まで悔いがないよう全力で頑張ります!」と意気込みを語った。
■冨田祐耶選手 現役引退のお知らせ(ヴィンセドール白山公式ホームページより) いつもヴィンセドール白山への温かいご声援、誠にありがとうございます。 このたび、冨田祐耶選手が2024-2025シーズンをもちまして、引退することとなりましたのでお知らせいたします。 2016年よりヴィンセドール白山に加入し長年に渡り白山の守護神としてゴールを守り続けてきました冨田選手にクラブより敬意を表します。 ピッチの外ではクラブの広告塔となり様々なイベントやファン・スポンサー様との交流にも熱心に活動していただきました。 冨田選手の今後の更なる活躍を期待するとともに、変わらずのご声援をよろしくお願いいたします。 なお、12月22日(日)が冨田選手のホーム最終試合となりますので、ぜひ会場で冨田選手の勇姿を目に焼き付けましょう! [冨田 祐耶] TOMITA Yuya ポジション|GK 生年月日|1987年6月12日 出身地|東京都 所属歴|2006大原学園フットサルクラブ→2009ステラミーゴいわて花巻→2012湘南ベルマーレ→2015ヴォスクオーレ仙台→2016ヴィンセドール白山 Fリーグ通算出場数|230試合(2024年12月1日時点) 【コメント】 いつもヴィンセドール白山の応援ありがとうございます!今シーズンで現役を引退することを決断しました。 本当に今まで色々な方に支えられて、ここまでやってこられた事にとても感謝しております。 まず、家族には高校までも色々と大変な思いをさせて来て、卒業後から今までずっと県外で好きなフットサルをやらせて頂いたこと本当にありがとうございました!そして、小学校、中学校、高校とサッカーの指導をしていただきましたスタッフの方々や専門学校でフットサルへ誘ってくれた方々のおかげで今の自分がいます。 Fリーガーとなりプレーをさせてくれたステラミーゴいわて花巻、湘南ベルマーレ、ヴォスクオーレ仙台のファンサポーターの皆様、関係者の皆様、チームメイト、選手としてやってきた中で色々な面でサポートしてくださった方々、そして、2016年から今まで在籍していたヴィンセドール白山のスタッフ、関係者、ファン&サポーターの皆様、そして職場の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。 ヴィンセドール白山は下の年代からチアのチームまであり、いつもホームゲームのお手伝い等してくださりありがとうございます。ファミリー感がありとてもいいチームです。地域にも愛されてきています。関係者の皆さま、これからもヴィンセドール白山を宜しくお願いします! 最後に今年のリーグは残り3試合と全日本選手権があります!最後まで悔いがない様全力で頑張ります。是非皆さん応援宜しくお願いします。
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