「女子プロ野球界のイチロー」愛知・一宮を走る「五輪に関われてうれしい」
聖火を掲げ、古里を駆け抜けた愛知県一宮市出身の女子野球選手・三浦伊織さん(29)は「子どもの頃、五輪選手になりたいと思っていたので、五輪に関われたのは本当にうれしい」と、満面の笑みを浮かべた。 【動画】池江選手のライバル、シェーストレム選手から祝福のビデオメッセージ 2019年に女子プロ野球史上初の通算500安打を達成、「女子プロ野球界のイチロー」と呼ばれ、首位打者や最多盗塁、ゴールデングラブ賞などのタイトルも獲得した。今年から、プロ野球・阪神が新設したアマチュアのクラブチーム「阪神タイガースWomen(ウィメン)」に入団し、主将としてチームを引っ張る。 「1年延びたが、無事に走れてよかった」と三浦さん。「ここまでやってこられたのは、多くの人たちの応援があったから。感謝の気持ちを伝えようと走りました」と語った。その上で、「日本代表には野球の面白さ、魅力を伝えてほしい」とエールを送った。