韓日が安全保障対話 安保協力の発展で一致
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の外交・国防当局の局長らによる安全保障対話が28日、東京で開かれた。両国は朝鮮半島出身者が強制労働をさせられた新潟県の「佐渡島の金山」の労働者追悼式問題でぎくしゃくしたが、北朝鮮の核問題や北朝鮮とロシアの軍事協力などで悪化した安保環境を踏まえ、互いが戦略的に重要なパートナーとの認識下で連携策を模索したとみられる。 韓国外交部と国防部によると、安保対話では北朝鮮のロシア派兵への対応で両国の安保協力が重要との認識を確認し、相手国の国防・安保政策に対する理解に基づき安保協力を発展させていくことで一致した。 来年の米トランプ政権の発足を控え、弱体化する可能性がある韓米日の連携の重要性を確認し、3カ国の連携強化についても意見交換したとみられる。 安保対話は1997年に始まり、両国関係の悪化・改善により中断と再開が繰り返されてきた。昨年の安保対話は徴用訴訟を巡る韓国大法院(最高裁)判決や日本の対韓国輸出規制などで両国関係が悪化し、5年ぶりの再開となった。
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