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久保建英世代のすごいヤツらが続々。 バルサの難局を彼らは救えるか

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webスポルティーバ

18歳のMFニコ・ゴンサレスは、ビジョンに優れたプレーメーカーとして注目される。元デポルティーボ・ラ・コルーニャのMFフランの息子というサラブレッド。ジュニアユース時代は、久保とチームメイトだった。  また、16歳のMFイライス・モリバは、すでにバルサBで得点を記録。大柄で体躯に恵まれ、ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)やヤヤ・トゥーレ(青島黄海)と比較される。16歳のMFマルク・カサドも、利発でプレーメイキングに優れる。"ジョゼップ・グアルディオラの系譜"を継ぐ選手と言えるだろう。  ひとつ断言できるのは、バルサが目を向けるべきはラ・マシアだということだ。有力な外国人選手は、たしかにチームの浮沈に関わってきた。しかし、彼らに依存するようなチームに舵を切れば、バルサはそのアイデンティティを失う。  危惧すべきは昨今、ラ・マシアからの流出が相次いでいる点だ。  21歳になるMFダニ・オルモ(ライプツィヒ)などは最たる例だろう。バルサのユース昇格を"拒否"して退団。ディナモ・ザグレブとプロ契約を結び、今季は中心選手としてCLでプレーしていた。シーズン途中で引く手あまたとなって、ドイツを新天地に選んだ。

現政権は今年の冬も、カルレス・ペレス(ローマ)、アレハンドロ・マルケス(ユベントスU-23)などラ・マシア組をイタリアのクラブにあっさりと売却した。アベル・ルイスもポルトガルのブラガへ期限付き移籍させてしまった。  一方、デンマーク代表FWマーティン・ブライトワイトを30億円以上も投じて獲得したが、それは正しい補強だったのか。なにより、ラ・マシア育ちの久保を買い戻すことができなかったのは、明らかな失態である。移籍金0で手に入れられたのに、年俸100万ユーロ(約1億2000万円、バルサ側の提示は30万ユーロだったという)を惜しんだと言われるが......。  バルサが"ラ・マシア路線"に回帰するなら、必然的にラ・マシア育ちの指導者が待望される。その最有力候補は、すでにカタールで指導者に転身しているシャビ・エルナンデスになるだろう。アル・サッドをアジアチャンピオンズリーグ準決勝に導くなど、着実に経験を積んでいる。頭の回転が速く、リーダーシップに優れ、バルサであらゆるタイトルを獲得するなど経験豊かで、おまけにカタルーニャ人と、資質は十分。グアルディオラの再来となるか。  いずれにせよ、バルサは自らの戦いに殉じるしかない。たとえ敗れようとも美しく――。新時代も、"不安定な魅力"を放ち続けるのだ。

小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

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