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【ボクシング】3団体統一王者のロマチェンコをWOWOWが特集、KOシーンや4団体統一戦へ向けた分析も

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イーファイト

 現WBAスーパー・WBC・WBO世界ライト級統一王者のワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)。WOWOWのエキサイトボクシングでは、6月22日(月)21時より「ボクシング史上最高傑作”ハイテク”ワシル・ロマチェンコ特集」を放送する。 【フォト】ロマチェンコが3階級王者リナレスに右フックを叩き込む。TKO勝利し史上最速で3階級制覇  ロマチェンコといえば、とにかく足を使い、細かく立ち位置を変えながら瞬間的に角度とタイミングをつかんで相手の虚をつき打ち込むバラエティに富んだパンチだ。ボクシングを始める前、子供の頃はダンスを学んだことから、その足のステップが活きているとも言われる。  相手のパンチをことごとく外してカウンターを叩き込み、力量差を見せつけ、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)、ジェイソン・ソーサ(アメリカ)、ギレルモ・リゴンドー(キューバ)といった王者経験者たちが戦意を喪失していくのだ。そうかと思えば絶妙のタイミングで繰り出した左ボディブローで世界3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(ベネズエラ)を沈めたり、元王者のアンソニー・クロラ(イギリス)を右フックで前のめりにマットに沈めたりと一撃の破壊力も持ち合わせている。  その実力はアマチュア時代から発揮、アマチュアでは397戦396勝1敗、99.7パーセントの勝率だ。  2008年北京五輪ではフェザー級で5勝して金メダルを獲得。フェザー級が実施されなかった4年後の2012年ロンドン五輪ではライト級に出場し、4勝して再び金メダルを獲得した。  トップランク社と契約を交わしてプロ転向を果たしたわけだが、その際、「デビュー戦で世界挑戦させてほしい」とリクエストしたと伝えられる。15傑入りが世界挑戦の条件となるため初陣での大一番は見送りとなったが、代わりにトップランク社は世界ランクに入っているWBOインターナショナル王者との10回戦をセット。この試合をロマチェンコは4回KO勝ちでクリアしてプロ生活をスタートさせた。3戦目で現WBC世界フェザー級王者のゲイリー・ラッセル(アメリカ)を下してWBO世界フェザー級王座を獲得した。3戦目での戴冠はセンサク・ムアンスリン(タイ)と並ぶ史上最速記録だ。  そして2016年6月にWBO世界スーパー・フェザー級王座を獲得。7戦目での2階級制覇は井上尚弥の8戦目での記録を更新するスピード出世だ。また2018年5月にはホルヘ・リナレス(帝拳)を10回TKOで破って12戦目で3階級制覇を達成したが、これまた史上最速レコードだ(のちに田中恒成が並ぶ)。  ロマチェンコのプロ戦績は15戦14勝(10KO)1敗。今月のESPNのパウンドフォーパウンドのランキングでは1位となっている。WOWOWではこれまでのダウンシーン、KOシーンと、4団体統一戦に向けた見どころについても紹介していく。

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