政治改革関連3法案、衆院通過の見通し 今年度補正予算案は成立へ
政治資金規正法改正案を含む政治改革の関連3法案をめぐり、与野党は17日、同日の衆院政治改革特別委員会の採決で合意した。自民党や立憲民主党などの賛成多数で可決し、同日中の衆院本会議で可決、通過の見通し。今国会の成立は確実となった。また、今年度補正予算案は同日午後の参院本会議で可決、成立する。 17日の特別委理事会で合意した。同理事会では、立憲などが提出した企業・団体献金の禁止法案の取り扱いについて、今年度内に結論を出すことも申し合わせた。 自民は、外交上の秘密など、党の支出の一部を非公開にできる「公開方法工夫支出」(要配慮支出を改称)を新設する改正案を提出していたが、16日に立憲の国会対策委員長と会談し、削除することで合意した。これにより、政策活動費は全面廃止となる。
朝日新聞社