浜松の街中で「浜松どまんなか祭り」 ロックミュージシャンも多数出演
イベント「第5回浜松どまんなか祭り2024」が9月14日~16日、浜松の中心市街地で開催される。(浜松経済新聞) 【写真】「島唄」で知られるロックバンドTHE BOOMのギタリスト小林孝至さん 主催は浜松どまんなか祭り2024実行委員会。日本のど真ん中で郷土に息づく伝統舞踊文化の素晴らしさを再認識し、県全体の活性化の波及効果を目的とした祭りで、ブース出店や音楽ライブを用意する。 エイサーやよさこい、地元中高生の吹奏楽部など多くの出演が予定される中、14日・15日は松菱跡地の特設野外ステージに日本のロックシーンの歴史を作ったとされる有名アーティストが集結して演奏を披露する。企画会社「フジギターズ」(東京)が昨年夏から一年間に東京で開催してきたイベント「ギターキャンバス」を浜松に上陸させる格好。無料で人気ロックミュージシャンの演奏を楽しんでもらう。 1999(平成11)年に解散したロックバンド「VINYL(ヴィニイル)」は、同イベントで再結成し、未発表曲のレコードも発売することにした。ギタリストの鈴木新さんは「音楽の街でもある浜松は、VINYLの27年ぶりのライブと新譜発表の場にふさわしく、今から気持ちが高揚している。もちろん浜松ギョーザを堪能して帰りたい」と話す。ボーカルの福井祥史さんは「やらまいか精神でみなさんと祭りを盛り上げていきたい」と意気込む。 1990年代の人気曲「島唄」で知られるロックバンド「THE BOOM」のギタリスト小林孝至さんも出演。「山梨県出身のため海や富士山がある風光明媚(めいび)な静岡に憧れがあった。浜松のど真ん中でのコンサートが終わったら、みんなで『やらまいか!』『おいしょ!』と叫んで盛り上がりたい」と話す。 このほか、1980年代を代表する人気ロックバンド「レベッカ」の元メンバーで、氷室京介さんや藤井フミヤさんのバックミュージシャンとしても活動したギタリストの友森昭一さんも出演する。「浜松といえばウナギなので訪れると必ず食べている。天竜川辺りの山と川の大自然も最高。浜松どまんなか祭りは初めてだが楽しみにしている」と話す。「SUPERBLOOD(スーパーブラッド)」のスーパーギタリスト・オカヒロさんも出演。「以前浜松でギターを演奏したことがあり、いつかまた来たいと思っていたので、今回このような機会に恵まれて本当にうれしい。浜松の空の下で最高のロックを奏でたい」と話す。 開催時間は9時~20時(16日は15時まで)。
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