元ボンドガールの英女優、「アメリカの大作映画」撮影後に引退したくなったと告白
ジェマ・アータートンが、女優を辞めかけた時や、ボンドガールになったこと、まったく予期していない時に愛を見つけたこと、今週末から始まるBBCの話題のドラマに主演することなどについて率直に語った。 アータートンは『Red』誌に、「『ランナーランナー』(2013年公開)というヒドイ映画」の後、正直言って女優を辞めたくなったの。そもそも演るべきじゃなかったわ」とコメント。 【写真】自分が演じた役が実は嫌いだったセレブ30人 「脚本が悪かった。アメリカの大作で、そういうのに出るといいとみんなが言うのでやっただけ。現場に行くと、すべて私の楽しめないものだらけで、敵意と緊張関係がいっぱい。ああいうものが世の中にあるということが苦痛だわ」 また、2008年の『007 慰めの報酬』でボンドガール、ストロベリー・フィールズ役でダニエル・クレイグと共演したことについても率直に語った。
「私は、『どうでもいいわ、単に役の一つなんだから』みたいな。そしたら私の広告担当が電話してきて、『ジェマ、何か私に話さなきゃいけことはない? 何か隠してない? マスコミは絶対見つけるから、まず私に言っとかなきゃダメよ』と言うの」 「『私のことなんて誰も気にしないわ』と思ったのを憶えてる。でも、自分が何だか注意深く守られていると思わされた人生の貴重な瞬間でもあったわ。自分から注目を集めようと思ったことは一度もなかった」 実際、有名になることには興味がないのが「妨げになることがあった」と言う。 なぜなら「野心が足りないと思われたからだけど、私は有名になりたいという野心がないだけ。いい仕事をしたいし、いい人たちと仕事をしたいし、キャリアを築きたいという野心はある。でも、実は私は神経質で心配性だから、常にスポットライトを浴び続けることは自分にとっていいことではないの」と言う。 むしろ彼女は私生活を秘密にしておきたいタイプで、『ピーキー・ブラインダーズ』に出演した俳優のローリー・キーナンと再婚したこともかなり驚きだった。 「恋愛とか結婚とかあまり考えていなかった。みんなから『あなたってエリザベス・テイラーみたいになるわよ。8回も結婚するとか』と言われたけど。でも、ローリーと出会った時ははじめから『いつかこの人がプロポーズしてくれたらいいな!』と思っていたわ」