埼玉県・大野知事が定例会見4月21日(全文2)手話通訳導入は議会と相談したい
県内に変死者に陽性者は含まれるのか
読売新聞:読売の【ツダ 00:22:50】です。経産省の発表というか、まとめで、4月以降に扱った変死体のうち、亡くなったあとにコロナの陽性が判明したっていう件で、埼玉県でも2件【****00:23:06】があったと思うんですけども、ちょっと詳しいところを簡単に教えていただきたいのと、きのう、埼玉県で十数人死者がいますけども、ここの中に含まれているのかどうか。この点について教えてください。 大野:まず新型コロナウイルスで重篤化、そしてお亡くなりになる方が出ております。お亡くなりの方には心からお悔やみを申し上げたいと思っています。県では、亡くなられた場合の事例については、その重大性に鑑み、亡くなれたことについては速やかに情報提供をさせていただいてまいりました。他方で、公表する情報の範囲については、ご遺族のお気持ちを尊重し、ご遺族から了解をいただいた範囲は公表をさせていただいております。亡くなられた場所や状況について、あるいは該当するかどうか等については、ご遺族の了解が得られていない場合には公表できないことについてはご理解をいただきたいと思っており、警察庁の発表ですから、警察庁にぜひお問い合わせいただきたいと思います。
遺族の了解がなければ非公開のケースもあるのか
読売新聞:そうすると県内で亡くなった事例があっても、遺族の了解が得られない場合っていうのは公開しないケースもあるということですか。【カ*****00:24:15】。 大野:まず、今、先ほど申し上げたとおり、お亡くなりになられた場合には、埼玉県としては公表をしています。ただ、公表できる範囲。例えばお名前だとか性別だとか年齢とか場所とか、こういったものについてはご遺族の了解が得られた範囲によってお話を申し上げていますので、亡くなられた事実については公表しているところであります。 読売新聞:例えば検証して、極めてイレギュラーだと思うんですね。もともとコロナだったと、感染していることが分かっていて亡くなったっていう状態は公表するのかなというふうに思って、もう亡くなっていたあとに陽性が発覚したケースについても、今も、公表は県の中ではできる範囲としてという解釈でよろしいでしょうか。 大野:まず一般論で申し上げさせていただきますけれども、死亡と原因、死因については、もちろんコロナにかかっているから必ずしもコロナで亡くなったということはイコールではないということは、まずご理解をいただきたいと思っています。その上で申し上げれば、死亡の原因がコロナであった場合には発表をさせていただいております。どうぞ、共同さん。