手を振って骨折をしたことも…「人生で約80回以上骨折している」しかし、自身の病を”相棒”と語る女性。そのわけに迫る
生活をしていくうえで注意していること
さきさんは生活していくうえで気を遣っていることがあります。それは、急な動きはしないこと。 急な動きは骨が驚いてしまい、負荷がかかって折れることがあるのです。また、大きな振動は危ないため、外へのお出かけの際、段差などには気を遣わなくてはなりません。さらに無理をすると疲労骨折をすることもあるため、なるべく無理はしすぎないようにしていると…。 さきさんは、痛みに強くなってしまい「これくらいなら大丈夫!」と思って気にしないでいると、次病院に行ったときには「ちょっとよくないね…」と医師に言われたこともあるそう。また、変形があるためどうしても曲がっている部分が痛くなり、腕も変形しているので短くなってしまい、取りたいものに届かないという大変なこともあるのです。 さきさんには、お付き合いしている彼氏さんがいます。 「骨折や変形からくる痛みが出ても、それでもいつも楽しく明るいさきがかっこよくて素敵で、そんな彼女をただただ見せたくて…」という思いから、彼氏さんがSNSを更新することも。 さきさんに対して、どのようなサポートをしているのかを聞いてみると「サポートと思ったことはありません。側から見たらそれはサポートでしょ!っていうかもしれないけれども、僕が苦手なことを彼女はやってくれているし、彼女が苦手なことは僕がやっているって感じです」と話してくれました。 彼氏さんから見て、さきさんはコミュニケーションが本当に得意だといいます。そのため、お店で店員さんと話したり注文したりするのはさきさん。 「本当にコミュニケーション力がすごい」と、彼氏さんは絶賛します。 他にも「彼女の方がしっかりしている部分が多いので、迷ったときや困ったときには聞きます。逆に重いもの持ったり、高いところから取ったりなど彼女ができないことを僕がやるなどして、お互いに助け合っています」とお2人の関係性について話してくれました。